2015年12月15日火曜日

芥川也寸志さん


この曲をご存じの方も今は少ないと思うけれど、これはNHKの大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ曲。芥川也寸志作曲。
芥川さんは私たちのオーケストラが経営不振の頃、なにかと気にかけてくださった。
ハンサムで品が良く、ユーモアがあり素敵な方だった。
私たちがよくお目にかかったのは、女優の草笛光子さんと結婚なさったか離婚されたか・・・その頃だった。
そして次のお相手はテレビでのレギュラー番組で出会った、エレクトーン奏者。
そのお二人が熱い視線を交わすのを目にして、あ、これは結婚するなとおもっていたらその通りになった。
彼は頭の良い女性が好きなのだと思った。
奥様は素晴らしくきれいな足の持ち主で、女の私でも惚れ惚れするほど。

猫を飼っていて、猫のために自動ドアを付けて、それが体重不足で開かないんだよと、楽しそうにお話していた。
私もなにかと目を掛けて頂いて、私的なイベントにも出てくださった。
その時の写真を「もう、アルバムに貼ったよ」と次にお目にかかった時に聞いて、芥川家のアルバムに私たちごときが・・・と感激した。
まだそのアルバムはあるのかしら。

普段は優しい彼が怒ったのを見た事がある。
モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のチェロパートのある部分で、チェロが本気で弾かなかったと言って、激怒したことがある。

本当に心が若々しく、純粋で一生懸命。
万年青年だった。
いつも12月14日の赤穂浪士の討ち入りに、思い出すこと。











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