2020年12月5日土曜日

大物は叱られない

お笑いコンビの片割れの渡部という人が不倫発覚で謝罪会見をしたと言って今日のテレビは大騒ぎ。あのねえ、コロナが感染拡大しているときにこんなことやっている場合じゃないでしょう。薄っぺらな男が時々涙目で釈明している姿、みっともない。不倫する人は多いけれど、多目的トイレでというのは恐れ入った。だからといってあれほど叩かれるって・・・しかし本人が本当に反省しているとは思えない。反省するくらいなら最初からしないでしょう。結局仕事に復帰したいから形を付けているだけ。普通考えつかないよね、こんなこと。

今朝は渡辺謙が主役のテレビドラマの番宣にご本人が登場した。司会者やコメンテーターなるスタジオ内の人たちはひたすらへらへら。でも私は忘れない。この人が乳がんの治療中の奥さんを捨てて他の女に走ったのを。こんな人でなしにはもう少し罵詈雑言が浴びせられるかと思ったら、いつの間にか火は消されていた。いくら愛情が消えたとしても、なにも奥さんが闘病中にすてるなんて人非人も甚だしい。せめて手術が済んで寛解したときまで待てばいいじゃないの。だいたい渡辺謙は今までも女性遍歴だらけ。それをへいこらとお世辞を言って持ち上げ、かたやもう一方の渡部はどん底までつき落とされる。レポーターと称する人たち、何様なの。

この渡部さんは本当に中身が薄っぺらであくまで自己中で、こんな人の奥さんがあんな可愛子ちゃんでは世の中の男たちは憤懣やる方ないでしょう。しかし奥さんを見ると顔は可愛いけれどしっかりしていて、案外お似合いの夫婦かもしれない。トイレもびっくりしたに違いない。いくら多目的といったってねえ!このトイレでの嫌悪感はすごい。呼び出されて来る女性もなんだかね。

テレビ業界もこんなことに大切な時間を浪費しているようでは世も末。ハリウッド映画に出る大物俳優は不倫しても大して叱られない。まあ、彼の場合は多目的トイレは使わないと思うけれど。このことで二人の力関係が露骨に示された。普通犯罪者などは罪によって同じような量刑になるけれど、個人的な不倫になると、一応犯罪ではないからご本人の世間的な立場で激しく追求されたり隠匿されたり。世間ってそんなものなんだと妙に納得した。ちなみに私が不倫しても猫が騒いでいるくらいの話題にもならないでしょう。え、うそ、ありえないなんて言われるのが関の山。不倫は文化だと言って世の中の女性たちから総スカンをされたコロナにかかった男性タレントがいたけれど、あのくらい開き直ってしまえばもう呆れて文句言う人もなくなる。

池袋で車を暴走させて母子を殺した元お偉いさんは無罪を主張しているらしいけれど、なぜか逮捕もされず全部車のせいにして罰を逃れる算段をしている。こういうのを卑怯者という。いくら高齢者であっても罪は逃れられない。謝罪らしい態度も見せない。有能な弁護士がつくだろうから、刑が軽くなるかあるいは無罪を勝ち取ったりしたら許せない。この人は渡部以下。人でなしとはこういうことを言う。

私なんか高速道路で40キロオーバーで捕まって免停、罰金6万円。これだって車の故障と言ったら許されるのか。いやいや、あなたが故障しているのですよと言われて病院送りされそうな。頭のネジが一つ二つ飛んでいるのは事実だけれど。

このときの講習のテストはバカバカしいほどの易しさ、これで試験を落ちる人がいるとは思えなかったので試験官に訊いてみた。この問題で落ちる人っているんですか?そうしたらいますよと言うから驚いた。例えば「青いリンゴは毒がない」「黄色いリンゴは食べるとお腹をこわすかもしれない」「赤いリンゴは毒があって食べると死にます」「さて、あなたはどのりんごを食べれば安全ですか?」もちろんこの問題は架空のものだけれど、例えて言えばこの程度の問題なのだ。これで落ちる人って・・・運転してほしくない。



 







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