2010年4月19日月曜日

インド、中国、

そろそろヴァイオリンのことでも書かないと、猫魔さんは、ほんとにヴァイオリニストなの?と疑われそうだけど、まだまだ、何から書けば良いか分からないくらい、話題がひしめいているのです。
インドも中国も数年違いで別々に行ったのだけど、あまり良く覚えていないのは、ツアーで行ったから。旅はやっぱり、自分で苦労して行かないと、面白くない。インドへ行ってから人生観が変わったと言う人もいるけれど、私は最初に行った中国(今度3回目の中国旅行の予定)が、一番人生観が変わるきっかけになりました。とにかく広い。端から端まで行くと、もう、人種が何回も変わる。肌の色、髪の毛、文化、顔立ち、宗教、これを一緒に同じ国と言うのは、無理じゃないか?と思った。ウイグル自治区はエキゾチックで、何もかもステキ。  日中友好協会の旅行だったから、偉い人がいつもいて、自由に街が歩けない。途中1日だけ、その人たちが別行動だったときに、それっとばかり市場に行って、悪い物をいっぱい食べ歩いたのが、一番楽しかった。素晴らしいご馳走、快適なホテル、乗り物、だけど、ガイドさんは全く違う物を食べている。日本なら、観光客もガイドさんも普段はそれほど差は無い。  インドも美味しいカレー料理、宮殿のようなホテル、冷房の効いたバス、でも、両足の無い物乞い、物売りの子供が沢山いる。猿と犬と牛と人が、牛の糞だらけの地面に横になっている。   そして、今、この両国が、世界経済の先頭に立っている。あの大地が活力の源か?なりふり構わず突き進むだけのパワーは、もはや今の日本には無いけれど、私はそのことがそんなに残念とは思わない。すべて、移り行くものなのだから。

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