大しておめでたくもなくなったが、渋谷の音楽教室に出勤したとたん、「先生お誕生日おめでとうございます」と、校長先生から祝福のお言葉。自分でも忘れていたので、うれしいやら、びっくりやら。
ステキなピンクの桜のケーキが用意してあって、その場にいた生徒さんや、事務の方たちと美味しく頂く。たまたま、今日から入門の女性が目を丸くして、なんて、行き届いたところなの、と感心してくれる。そう、この教室は始めた時の理想は、大人のためのオアシスとなるような教室をつくりたい、ということでした。ほぼ、そのとおりに運営されてきたので、なんと、ここで教えて早や16年。時々はちょっともめることもあったけれど、私の人生の終着駅になるかなと思っている。そして、今日(24時過ぎたので昨日)は我が家恒例の大花見大会。毎年この時期、開花時期と天気が気になる。今年は花曇で寒いけれど、辛うじて雨も降らず、花はドンぴしゃりの満開。20名ほど集まって、スキーの話、音楽の話、はては歌う人が出てきて盛り上がる。毎年続けるのは、正直言ってつらいこともあった。仕事が忙しく、買い物も、用意する暇もなく、終わってから後片付けをしていると、午前2時を過ぎてしまい、次の日の早い仕事の時は、泣きたくなることもあったけれど、毎年楽しみに来てくれる人がいるというのは、どれだけ幸せなことか。うれしそうに帰る姿を見ると、又来年も会いたいと心から思う。明日はピアノの友人と音合わせ。たぶん、スカスカの音になるでしょう。
私なぞは誕生日に「おめでとう」などと言われると「たははっ、面目ない」と思ってしまう。修行が足りないんですな
返信削除「おめでとう」に代わる言葉はないものかとその時は考えるのだが…
面目ないとは、なにに対してかな?修行なぞはしないほうが良いですじゃ。
返信削除素直が一番。素直すなおすなお・・・おすなおすな。
ひたすら、フラフラ生きていると、おめでとうも、ご愁傷様も大して変わりない、いっしょに思えてきます。