2010年4月15日木曜日

カラスフリーク

毎朝散歩の途中で挨拶にくるカラスの夫婦。間近かでよく見ると、夫のカラスは立派な胸板。胸のあたりの羽毛は青く光り、眼光も炯炯として、惚れ惚れするほどいい男。妻カラスはいくぶん細身で警戒心が強く、50センチ圏内には近ずいてこない。昨日は立ち止まって話をしていると、犬を連れた御婦人がニコニコして「あら、ずいぶん人懐こいですね」と話しかけてきた。カラスは今害鳥あつかい。なぜかというと、ごみをちらかす、繁殖期に人を襲うことがよくあるから。でも、ごみの問題は人の方に責任があり、繁殖期に子を守るのは当然のこと。もし、まだからすが悪い奴だと思っている人は、この本を読んでいただきたい。

佐々木 洋著「カラスの思惑」

       広美 出版事業部 

東京都の石原知事がからす嫌いだと聞く。たぶんああいう権力をかさにきて、憲法改正しようなんて人は、鳥が賢いなんて認めたくはないに違いない。動物学者のローレンツ博士のコクマルカラスとの友情は本当に美しい。「ソロモンの指輪」その他ローレンツ博士の著書も、絶対お勧めです。

2 件のコメント:

  1. この問題は一言で言えば「ゴミ問題」なわけですなぁ
    一時はマシになったとはいえ、ネズミ等まだまだ餌が豊富にある都会を離れる気配はなく、それどころか最近ではハクビシンといった新参者も出てきてるようです
    いずれにせよ言って聞いてくれるような相手ではありませんね

    返信削除
  2. カラスは3歳児の知能があるそうです。言えばわかるかもしれませんよ。それより、最近の3歳児にカラスが元気をあげてくれるといいのですが・・にんげんの子供はなんだかかわいそうで。

    返信削除