2012年11月11日日曜日

雪雀連アート狂い

(室町ギャラリーの住所が違っています。本当の住所は中央区日本橋室町1-13-10松崎ビル1階です。ごめんなさい。それとあたり一帯大工事中で、目印が全部なくなっています。三越日本橋店のライオンを背中にしてまっすぐお進みください。2本目の道を右折すると右側にあります。目立たないビルなのでお気を付けください。)

元々はスキーと麻雀をこよなく愛する人たちの集まりだった雪雀連は、だんだんその幅を広げ始めて、毎年の忘年会コンサートは大盛況。会場にこだまする阿鼻叫喚は耳も目もそむけたくなるような・・・そんなことは無くて、毎年みなさん腕や喉をあげていく。今年はついに美術の世界にまで、どかどかと土足で乗り込もうと言うことになった。もっとも、メンバーの大半は舞台や映画、美術の世界の人たちだから、私のような素人は少ない。なんでも首を突っ込みたくなるので、これは一人指を咥えて見ているのは癪だからと私も参加の名乗りを上げた。しかし参加表明してから、さて、困った。本当に小学校以来絵は描いていない。中学では美術は専攻した記憶もない。絵具もキャンバスも、一番困ったのは技術もない。そこでヴィオラ奏者のFUMIKOさんの親友Nさんに一日先生になってもらうようにお願いした。Nさんは美術の先生で作品も多く、何よりもその絵が私は好きだから。10月のある日、御宅にお邪魔して延々6時間、このおしゃべりな私がすっかり無口になって制作にいそしんだ。絵筆の使い方や色の混ぜ方、重ねて行く方法など細かく教わりながら、やっと描きあげた。額も自分で選んで注文してもらった。薄緑と金色の額に納まった作品を見ると、見違えるように思える。馬子にも衣装とはよく言ったものだ。そして、このド素人の私の画壇デビューが銀座ですぞ。もうこの先描く気力もないから、生涯にたった一枚描いた天才女流画家の作品は、その死後高値を呼ぶことでしょう。チンパンジーの絵だって売れるご時世なのだから。買っておいて損はありません。どなたかいかがでしょうか。とにかくおいでになるならパーティーにあわせていらっしゃいませ。お待ちしております。

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