2012年11月13日火曜日

雪雀連カルテット

雪雀連には私の音楽仲間もいつの間にか参加するようになったので、いざと言うときにカルテットが組める。今回の山田会長のバックステージ賞の受賞記念パーティーに演奏することになって、今日楽器を持って集まった。山田会長はとりわけモーツァルトがお好きなので、すべてモーツァルトのカルテットと歌で組んで、練習は軽く済ませると、不思議なことにあっという間に我が家が宴会場になってしまった。なんのことはない、私が仕組んだのだけど。女性が多いからワインをほんの一本開けて、あらかじめ用意してあったつまみの大皿を囲んで楽しい語らい。こうやって毎日日記のように投稿していると、いかに自分が人生楽しんでいるか良くわかる。長年の友人と音楽に囲まれた幸せな毎日・・・・と思うでしょう?ところがなんです、この先地獄のような二か月が待ち構えているのです。あちらこちらに仕分けされて出番を待っている楽譜たち。オーケストラの曲が10曲。しかもブラームス、マーラーなどの手ごわい曲が。そして、ロンドンアンサンブルのヴィオラパートが滅法難しい。その上あと2回、ソロやらトリオやらが目白押し。怠け者の私はその楽譜の山を見ては悶絶しそうになる。優先順位をつけて練習しはじめても、はたしてこれをさらいきれるのか、間に合うのか。しかし、いつも終わってみれば、難しかったけど楽しかったなあ、と思う。特に新しい曲で難しければ難しいほど、舌なめずりをして手にツバをつけ、ヨッシャという気になるのは一種の病気かもしれない。しかし、もう若くはない。ほどほどにしておかないと今にひどいしっぺ返しが来て体が病気にならないようにしようと思っているのだが、中々これがねえ、やめられないのです。

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