今3匹のねこと同居。
彼らは人間で言えば、70~100才くらいだから、歯も胃も弱ってきている。
それで食べたものが消化しきれずに、よく吐く。
一番年上のたまさぶろうに合わせて、エサも高齢ねこ用にしていたのだが・・・
たぶん、まずいのでしょう。
いかにも美味しそうにダシ仕立てとか、贅沢ねこ用などと書いてあって、臭いを嗅ぐと食欲をそそるのに、口をつけてくれない。
値段も私の経済状態からすれば、とんでもなく高いけれど、少量しか食べないから、なんとかやっていける。
外の猫たちは安い缶詰を大喜びで食べる。
それでやっとバランスがとれている。
やっと喜んでもらえたと思うと、数日で飽きて又口をつけなくなるから、残ったものはノラ達に回す。
ノラ達は、こんな美味しい物は食べたことがないとばかりに、大喜びしてくれる。
生活環境によって、同じ猫でもこれほど違ってくる。
うち猫の方が苦労知らずで幸せだと思っていたけれど、本当のところ、どちらが幸せなんだろう。
人間も美食ばかりしていると、食事が美味しくなくなる。
以前1年間で7キロの減量に成功したことがあった。
それは週末だけ断食をするという方法。
土曜日の夜から段々食事の量を減らす。
日曜日の朝は固形物は一切摂らず、水分とミネラルだけ。
夕方に、たとえばおにぎり1コ。
月曜日からは普通に食べる。そして土曜日の夜から食事を減らしていく。
これならそう大変でもなく、ミニ断食が出来る。
それで1ヶ月に1キロずつ痩せていった。
時々リバウンドしながらも、苦労なく7キロ痩せた。
痩せてなにが良かったかというと、膝、腰、足首などの痛みがなくなった。
やる気が出てきた。
その中でも一番嬉しかったのは、食事が本当に美味しいこと。
特に断食明けの月曜日の朝食の、美味しいことと言ったら!
それから数年、またじりじりと体重が増えてきているから、そろそろ減量を目論んでいる。
さて、うちの贅沢猫たちは、様々な種類のエサを用意されて、選取り見取りなのに、毎日不満そうにえさ場にたたずんでいる。
年寄り猫たちだから高齢猫用のエサにしてあるのだけれど、それがご不満なのかと思って、生後間もない赤ちゃん猫用のカリカリを買ってきた。
たぶん、すごく栄養価が高く(値段も高い)、カロリーオーバーになるので、いけないのかもしれないが、量を沢山たべないので相殺されそうな気がする。どうせ又すぐ飽きるし。
お皿に入れたら、喜んで食べていた。
粒が小さいので、吐くことも減ると思う。
なんとか長生きして健康でいてもらいたいから、こちらも一生懸命なのだが・・・・
猫はそんな飼い主の苦労も知らず、ノンシャラン。
猫は飼われているというよりも、飼わせてあげていると思っているらしい。
お歳のニャンコも大変なんですねえ。 すこしでも食べてくれたら、嬉しいですよね。うちのわんこも歳をとったら、きっと切ないだろうと思いながら読ませていただいてます。
返信削除そんなあ。
返信削除ジュニア君はまだまだ前途洋々、前途バウワウですかね。
人間とペットは成長の差があるから飼えるんですね。
自分が居なくなったらと思うと、あちらの方が短命なのは仕方が無いと思っています。