2014年11月6日木曜日

電車のサイズが・・私のサイズが・・

今日最寄り駅から電車に乗ると、ピカピカの新型車両だった。
デザインもスッキリしているし、私の利用する私鉄電車は綺麗で便利だけど・・・
なんだか乗り心地が悪い。
そう、サイズが合わない。

今や日本人も外国人と同じくらい背も高い人が多い。
若い女性などは縦も横も立派な人がいるので、まともにぶつかったらはね飛ばされる。
そういう人達に合せて一回り大きくなったようだ。
特に私は小柄で、上に3人もいる姉たちから「あなたはね、余り物で出来て居るから」と意地悪を言われた。
だから全てに寸足らず。
今日乗った電車は座れなかったから分からないが、多分イスも高くなっているのだろう。
つり革を掴もうと思ったら、手が真っ直ぐに伸びて、苦しい。
それで連結場所のドアにしがみついていた。
網棚なんか、遙か遠くに見える。
これ、誇張でなく、実際そんな風で。

以前の車両は網棚にもようやく物が乗せられた。
降ろすのもまあまあ出来た。
(大抵は周りの人に頼んで降ろしてもらっていたけれど)
しかし、今度のは放り上げて載せられても、絶対降ろせない。
たしかに日本人は大きくなったけれど、周りを見回してもこんなサイズに合うような人は少ない。
しかも、これから先の世代が、これ以上身長が伸びていくばかりとは限らない。年寄りは縮む一方。
殆ど頭打ちではないかと思うと、ちょっと電車やさん、誤算では?

電車だけではない。
先日新しいパンツの裾上げを近所の店に頼みに行った。
サイズを測っておじさんに頼んでいたら、傍からおばさんが余計な口を挟む。
「あら、そんなに上げちゃっていいの?」
うるさいっ!足の長さにあわせると、そんなに上げないと「松の廊下」になってしまうのよ。

経済的な理由もあるけれど、私は飛行機はビジネスクラスには乗らない。
以前一度だけ乗ってみたら、シートは大き過ぎて体が沈んでしまう、足は足置きに届かない、で散々だった。
ちっとも乗り心地は良くなかった。
馬に乗ればアブミに足が届かない。
先日泊めて頂いた清里の山荘の持ち主が、大変背の高い女性だった。
その人に合せて設計された台所のシンクが普通より高く、手伝おうと思ったら、つま先立ちで背伸びしないといけなくて、疲れた。
小さくて得する事も多いけれど、足の長さだけはあと10㎝欲しかったなあ。






















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