2018年1月12日金曜日

ミシュラン

レストラン星いくつとかいうミシュランもタイヤのミシュランも同じ系列だそうで、タイヤと食べ物はどうも結びつかない。
以前オンボロのカローラにミシュランタイヤを着けて走っていたら、この車にこんな良いタイヤ、アハハと笑われた。
でも笑った人は間違っている。

車はまず足元のタイヤ、エンジン、ブレーキ、これがしっかりしていればボディーの傷や塗装の剥がれなど全く気にならない。
内装にも拘る必要はないというのが、私の持論。
だいたい外観などは乗っている自分には見えないのだから、ボディはシートの座り心地が長時間の運転で疲れないものであれば、どうでも良い。
それでもミニやシトロエンなど、好きなデザインの車は乗りたいと思うけれど。

雪の便りがあちこちから聞こえててくる。
北陸や東北は大雪、九州までと言うのでビックリ。
関東地方は晴れた穏やかな日が続く。
それでもいつ雪が降るかわからないから、タイヤはこの時期に毎年スタッドレスに履き替える。
それでいて、チラッと雪でも降ろうものなら慌てて帰宅してしまうから、いまだかつて雪道を運転したことはない。
根がすごく臆病なので。

運転は性格に反してたいへん穏やか。
ハンドルを握るとこの上なく慎重になるし、気分が愉快になってイラつかない。
本当に運転が好きなので。
長時間の仕事のあと、数時間の道のりを運転して帰宅するときなど「あんなに仕事したあとで運転するのいやじゃない?」と訊かれるときもある。
いえいえ、私は運転している間に仕事の興奮が収まって、鼻歌交じりにのんびり帰るこの時間が1番好き。

スタッドレスにする必要がないのが今までだったけれど、この先北軽井沢での生活もありかと考えている。
それなら雪道は避けて通れない。
その北軽井沢も、そろそろ家のことなど具体的にしなければいけないのに、なかなか決まらないので私は少し焦り気味。
北軽井沢用のパソコンも出番がなくて大あくび。
「姐さん!北に行くのはいつですかい?あっしはずっとまっているのに」なんて。
「まあまあ、おまいさん、落語のあくび指南なんぞ聞いてあくびの練習でもしておおき」なんて応える。

2月に北軽の氷と花火のまつりに行く計画をたてていて、友人が新しい四駆に乗せて連れて行ってくれるというのでお願いしたけれど、本当は自分で慣れないといけない。
以前からタイヤの交換を勧められていた。
去年春、ノーマルタイヤを新しく装着、そのまま必要なければ冬を越してしまおうと思っていたけれど、万一の事を考えてスタッドレスを履くことにした。
すすめられたのがミシュラン。
以前使ったことがあるのでわかっているけれど、運転していて楽しい。
手応え(足応え)がすごく良い。

元々ヨーロッパの車は日本のタイヤに比べて、より寒冷地仕様。
だからミシュランは日本のスタッドレスのように、ふにゃふにゃしていない。
柔らかすぎず、それでいて接地感はすごくしっかりしている。
車自体も日本と欧米車は全く考え方が違うようだ。
以前兄が乗っていたフォード・タウナスを借りて成田まで行った。
スピードが出れば出るほどグーッと路面に沈むように安定してきたのが、新鮮な驚きだった。
日本の車はスピードが出るとやや不安定になるのとは全く違う感覚だった。
元々のスピードに対する考えが違うようで、日本ではせいぜい100キロ前後、あちらでは無制限。
先年、イギリスで借りたレンタカーはフォルクスワーゲンのゴルフ。
ハンドルやアクセル、ブレーキなどすべての装置が重く、非力の私は運転するのが大変だった。
日本の車は全てが軽く、女性に優しい。
根本的な体力の差もあるだろうし。

今年はもし雪が降ったら雪道デビューをしたいと思っている。
できれば北軽の氷のまつりのあと、そのまま志賀高原に行けば慣れると思うけれど、やはり勇気がない。
一人で僻地へも行ってしまうような無鉄砲さとは裏腹の臆病さがあって、それだからいままで大した事故にも遭わずにいられた。
事故っても単独事故ならまだしも、他人を巻き込んだらとんでもないことになる。
それが怖い。

ミシュランのマスコットはムッシュ・ビバンダム。
その画像の変遷も面白い。















上は初期の頃。
下は最近。
タイヤ男のビバンダム君もタイヤの太さの変化によって、随分可愛くなった。
始めの頃は自動車のタイヤが細かったのでこうなったそうで、ちょっと不気味。












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