スキー場に荷物を送りに行ったら、ヤマトのスタッフから、プレー日までに届けられる保証はないと言われてしまった。
もう少し早めに出すつもりでいたのに、私は明日にまわせるものは今日やらなくても良いという性格なので、呑気に構えていた。
それでも流石にこの猛烈な寒気で雪の量が半端ないというので、多少危機感を持って予定よりも一日早く出しに行った。
ヤマトさんに集荷を頼んでいたけれど、取りに来るのが夕方だというので一刻も早くと思い、朝自分で持っていった。
いつも頼んでいるお蕎麦が予約の一日遅れで到着。
昼ごはんはお蕎麦の予定が狂ってしまった。
それほど荷物がたまっているのかもしれない。
板のほうはスキーのメンテナンス業者から直接ホテルに送られて、無事到着。
ウエアやヘルメットなどが届かなければレンタルという手もあるけれど、私は小柄だからサイズが合わないかもしれない。
ストックが壊れたので近所のスポーツショップに行った。
サイズ合わせをしてもらったらジュニア用で良いというから、買ってきた。
ところが家でグラブをはめてホルダーの紐に手を通すと、紐が短くてストックの握りが握れない事が判明。
慌ててサイズ交換に走った。
やはり丈は短くても横幅は立派な大人。
手袋は二重構造でインナーと外側が分離できるので、その分厚みがしっかりある。
これではジュニア用の短い紐では通らない。
働いているからこそ遊びが面白いのだと最近の実感。
それに退屈でたまらないから、そろそろなにか考えないといけない。
仕事はやめないほうが良いですよと忠告してくれた人も居たけれど、とにかく自由になりたくて放り出してしまった。
最近、仕事の依頼があった。
どうしても弾いてほしいと言われて少しその気になって、カレンダーを見たらスキーの予定。
しばらく考えたけれど、仕事を断念した。
もう世間様に仕事はしないと宣言したことだし。
仕事に行ったら行ったで、せっかくのスキーをやめたと言ってブウたれるのは目にみえている。
スキーに行けば仕事が取れなかったと、仕事をしていればそのために遊べないと愚痴を言う。
どちらにしても超ワガママなのは猫の性格だから、いたしかたがない。
演奏の仕事は現場に居なければ絶対にお金はもらえない。
残業とか次の日に回すとかは出来ない。
エキストラを入れてしまうようでは信用に関わる。
だからフリーといってもぜんぜん自由ではない。
自由なのは仕事の依頼が来た時に引き受けるか受けないか、本人次第。
しかし、1度断れば2度めがあるとは限らない。
それで無理してでも引き受けることになる。
去年は好きなことだけやって張り切りすぎてえらく疲れた。
今年はペースダウンして休息の年にしようかと。
果たしてどこまで我慢できるかしら。
スキー場に荷物が届かないという時のために、水着を手荷物に入れた。
スキューバダイビングをやめてから水にはとんとご無沙汰している。
ダイビングのライセンスを取る時に、ボンベを背負って100メートル泳がされたことがある。
私はそれまで50メートルがせいぜいだったので、これは大変だった。
最後の数メートルは死にそうだった。
水の中にいるとゆらゆらしてリラックスできる。
けれどプールはたまに変なおじさんがいるから嫌い。
かと言って自宅にプールがあるような豪邸には住めそうもない。
やれやれ先立つものは何と言ってもお金ですなあ。
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