ロサンゼルスで仕事をしている私の元生徒。
有能なキャリアウーマンだから、アメリカで生き生きと暮らしているらしい。
彼女はアメリカの大学を卒業して、グリーンカードと言うのかな?現地で仕事が出来る資格をとっている。
暫くの間日本に戻り、アメリカの企業の支店に勤務していた。
その間、私が教えていた音楽教室にヴァイオリンを習いに来た。
はっきりした目鼻立ちとテキパキした態度がいかにも出来る女。
陽気で美人で頭が良い。
レッスンの時、間違えると「Oops!」とっさに出るのは英語。
1年足らずのレッスンだったのでヴァイオリンはそこそこの進み方だったけれど、とても仲良くお付き合いをしていた。
アメリカに帰る時に彼女が使っていた冷蔵庫とワゴンを頂いた。
冷蔵庫はお酒用に、ワゴンは宴会用に、大変便利に使わせてもらった。
時々、ロスに来てくださいよと言っていたけれど、最近は言わなくなった。
仕事が大変なのと、現地で友人が出来て寂しくなくなったのかもしれない。
彼女は数年前に、子犬を飼い始めた。
Codyと名付けられたその子が去年亡くなった。
悲しみに暮れる彼女のメールに私は「すぐ次を飼うと良い」と助言した。
冷たいようだけれど、ペットロスは次の子を買い始めることで治る。
忘れるわけではないけれど、次の子の世話で忙しくなるから。
沢山の猫を続けて飼っていた私のペットロスは最初の1匹が酷かった。
約1ヶ月泣いて暮らした。
その後雨の降る日、びしょ濡れでお腹を壊した三毛猫がうちに来た。
その子を飼うことで、悲しみは少し和らいだ。
次々と現れるノラの保護で、泣いている暇はなくなった。
それでも悲しみの深さには変わりないけれど。
Codyをなくした人はすぐにCody jr.を飼い始め写真を送ってきた。
なんと同じ犬種かと思うほど似ているけれど、雑種らしい。
私は実物を見たことがないけれど、jr.の方が体が大きくなりそう。
彼女はすっかり元気になって、暮らしているようなので私は嬉しい。
こんな画像が送られてきた。
綺麗に手入れをされ愛されている様子がこの子の表情から見てとれる。
今年人も犬も猫も、幸せでありますように。
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