2010年7月19日月曜日

全英オープン

石川遼君はえらい。風にも負けずウネウネしたコースにも負けず、落ち着いてプレーをした。そして、あのインタヴューに答える落ち着いた態度。とても10代の若者とは思えない。しっかりとした母親に育てられ、ゴルフは学校にちゃんと行ってからでないと、やらせてもらえなかったと聞く。親の躾は付け刃では身につかない。解説者に青木功氏。彼が初めてマスターズに参加した時、日本中が興奮した(少なくともゴルファーたちは)ことを思い出す。すごい、やっと、日本人でも西洋人と肩を並べてゴルフができる。青木は日本だけで試合に出ていた頃、なんだかヤンチャ坊主の感じが否めなかった。言葉遣いも「しゃんめえ」(しょうがない)などと、かっぺ丸出し。それがアメリカに行ってからは本当にビッグになった。なにかのイベントで青木のショットを目の当たりに見たことがある。武道館に特設の鳥かごが造られて、そこで軽々と打った珠は唸りを上げて飛んでいった。恐ろしいほどの迫力だった。先程青木の私生活に関するくだらない話しを載せたけれど、他人の生活は外から見てわかるものではないので、反省して削除。もし、すでに読んでしまわれた方には、もう、忘れてください、とお願いします。週刊誌の読みすぎです。セントアンドルーズのうねったコースのおかげで、話がコースアウトしてしまいました。遼君の活躍を騒ぐけれど、音楽の世界での日本人は,本当にすごい。ベルリン・フィルのコンサートマスターは日本人です。世界のコンクールの上位入賞者も日本人が多い。優勝者も沢山。マスコミが騒がないから、知らない人が多いけれど、遼君が決勝戦に残るより、もっとすごい若者がゴロゴロいるのをお忘れなく。

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