2010年9月6日月曜日

弦楽アンサンブル

時々音楽教室の弦楽アンサンブルの指導をしている。若い人達が集まって日曜の午後、12人、時には15人くらい、時には10人以下の時もあるけれど、固定メンバーができて安定してきている。初めの頃はチェロばかり多かったり、ヴァイオリンだけだったり、バラバラ。出る音も私の言い草では「この世のものとは思えない」「ホラーっぽい」「何かがひっくり返ったような」等々。罵詈雑言に耐えて生き残って来た人たちだから、この頃、えらいいい音が出るようになった。昨日日曜日、文京アカデミーで、ヴィヴァルディの「四季」の第一回目の音合せを始めた。コンサートマスターのMr.Sはとても上手いからソロは大丈夫。皆耳に聞き覚えもあるし、思ったよりスムーズに練習が進む。でも、ちょっと油断すると暴走するは、人の音を聞いていないは、勝手にリズムをとるは・・・様々に問題が噴出。なん回かやっているうちに目に(耳に)みえてよくなっていく。若い世代の飲み込みの良さには、いつも驚かされる。初めの頃、楽譜もあまり良く読めなかった人たちが、初見でもなんとかこなせるようになって、継続は力を実感。できれば「四季」全曲一気にコンサートでひいたら・・というのは夢ではないかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿