一昨夜は私の所属する合奏団の143回目の定期公演でした。あと、数年で50周年を迎えるこの団体は故三瓶十郎氏が、創設されました。年を追うごとに客席がいっぱいになり、いまや、早めに行ってもいい席がとれないと、うれしい苦情が来るほど。私は比較的遅く入団したけれど、ほとんどの団員が30年40年の長きにわたって演奏し続けて、今日に至っている。このような合奏団は、個性的な音楽家同士のぶつかり合いで、消滅してしまうことが多く、こんなにうまく継続されているのは珍しいと思う。それなりに問題があったとしても、我慢強くしっかりとした人たちの集まりなので、均衡を保っている。非常に個性的でありながら、おおらかでユーモアがある人達。私が一番ワガママかもしれない。この言いたい放題の野生児を、穏やかに受け入れてくれる優しさ。それが演奏に表れる。プロフィールの写真と記事がバラバラと評判悪いけれど、ホームページ御覧ください。でも、メンバーに言わせれば、「このバラバラがいいのよ。それぞれ違うひとなんだから。」と気にもしていないのですがね。
http://www.koten.co.uk/
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