2011年1月21日金曜日

遊びましょ。

今朝新しい楽譜が届いた。ドヴォルザークの「弦楽四重奏曲作品105」不勉強なことにこの曲を知らなかった。ドヴォルザークといえば有名な「アメリカ」「ピアノ五重奏曲」「ドゥムキー」などにすぐいってしまって、他の曲には手を触れていなかった。昨日の朝、知人の歯科医師から電話があった。
彼はアマチュアのチェリスト、その世界ではカリスマ的な存在らしい。もっている楽器は「ゴフリラ」弓は「ペガット」某国際的有名チェリストが譲って欲しいと懇願したような名器。歯医者なんて大っきらい、といつも言っている。チェロが命だから、「家が火事になったら僕はチェロだけ持って逃げるから、後は頼んだよ」と常々奥さんに言っているようなケシカラン人だけど、チェロは上手い。私は忙しかったので中々付き合っていられなかったけれど、そろそろ一緒に弾いてよと言う事で、この曲を遊ぶことにした。さてどんな曲かしら。知らない曲なので、とりあえず楽譜ショップのアカデミアに注文したのが昨日、今朝もう届いてしまった。早い!開けてみると調子記号はフラット7つ。変イ長調?いやはや。チラッと弾いてみるとよさげな感じで合わせるのが楽しみになってきた。この歯医者さん、息子さんがすでに跡継ぎとして立派にやっているので、ご本人は昔からの患者さんを診るだけ。午後はずっとヒマだそうで、私も大分ヒマになってきたし、よく一緒にお付き合い下さったヴィオリストも音大を退職されたことだし、お誘いしてみようとおっしゃる。雀百までというけれど、私たちも歳をとってからも楽しいことが待ち構えていて嬉しい。

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