オペラ「ゲノフェーファ」の歌合せが今日からはじまった。ダブルキャストのうえ、それぞれダメだしがあって、2回くらいは通すので、たぶん実質6時間くらいは弾きずめだったと思う。難しい上に速くてトレモロ奏法がやたらにでてくるので、おしまいの頃にはもう、気が遠くなりそう。それでもこのくらい回を重ねてくると、曲の全容がやっと見えてきて、歌も聞こえてきて、だんだん感情もこめられるようになる。こうなるまでの、あの長い稽古の時間が絶えがたいほどで、緊張もなみなみならない。ここ2,3年オーケストラの仕事から遠ざかっていて、勘が鈍っていたのが徐々に戻ってきた。今朝出かけるまでは疲労と緊張で、もうオーケストラの仕事は無理だなあ、なんて考えていた。現場につくとそんな気持ちはすぐに切り替わってしまって、本当に弾ける喜びが込み上げてくる。イヤだイヤだと言いながら終わってしまえば又弾きたい。これこそ業の深さでしょうか。お声がかかるだけでも幸せに思わなければ。ただストレスがかかるので、甘いものをやたらに食べるようになる。今日はロビーにかりん糖の差し入れがあった。味の違うものが5種類くらい。それを一種類ずつ手に握って、さてコーヒーを注ごうと思ったら上手く注げない。「ほら、かりん糖を放しなさい」と言われてしまった。なるほど、上手く注げる。アハハ、私もいつまでも子供みたいだなあ。というか、子供に戻り始めているのか。どっちかな?
昨日もお疲れ様でした♪
返信削除かりんとう、美味しかったですよね~♪
トイレの神様うそつかない。
返信削除だから美人なんだ。
私掃除大嫌い。だから・・・グスン