2011年1月26日水曜日
弓が戻ってくる。
ウフフ、イヒヒ、笑いがこみあげてくる。昨日、日本のサッカーが勝ったからではない。まあ、それもあるけれど、なんと、2度3度と諦めていた弓をゲットしたのだ。諦めてお店に返したのが先週だったか。もう、すっかり諦めていた。ところが、今度はあちらから連絡が来て、今月決算なので私の言った条件で手を打つと言ってきた。以前持っていた弓を好条件で引きとってもらえる。先日、弓はうちに来たときに居心地良さそうにしていたものの、まさか戻ってくるとは思わなかったが、なにかご縁が有りげだった。初めて手にした瞬間、もう他の弓は目に入らなくなった。ほかにも5,6本ゾロリと並べてあったけれど、まったく問題にならない。下取りに出した弓も大変良い弓だけど、私が酷使して手元の木がすり減っているのと、鑑定書がついていないので安く見積もられてしまった。それを鑑定書付きと同じ額で引き取りましょうと言ってきた。鑑定書を発行してもらうには大変費用がかかる。鑑定書はどこの楽器やさんでも出せるというわけではなく、決まった鑑定士に手数料を払って出してもらう。およそ、楽器の値段の一割くらいというから、良い楽器ほど高額になる。もう半引退状態の私がいい弓を持ってもしょうがないじゃないと思われるかもしれない。でも、考えようによっては、お金を持っているよりいいかも知れない。今度出す弓はサルトリーという人気のある弓。買ったときよりも高値で引きとってもらえる。下取りでなく市場で売れればもっと高いが、まあ妥当な値段。それだけ、良い弓は払底していて、皆欲しがる。楽器も良いものなら値上がりする。だから中途半端な物を買うより、無理してもいいものを買っておいたほうが良い。さて残額のことを考えると頭がいたい。老後のための蓄えはあっというまに消えてゆき、又せっせと働かなくてはいけなくなるのだろうか。生涯蟻さんでいるのはつらい。早くキリギリスさんになりたいよう。それでも、ウフフ、うれしくって・・・
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