2011年10月3日月曜日
カラスはえらい
今日の東京新聞の夕刊に載っていた記事。カラス、数の大小認識の見出しがあって、宇都宮大学農学部の杉田教授の研究が動物行動学の国際誌に掲載されたという。ハシフトカラス8羽を使い、容器のふたにマークを2個のものと5個のものを用意する。5個のマークがついた容器にだけ餌を入れて、正解率70パーセントになるまで訓練してから、マークの模様や位置、面積などかえた20パターンを用意して実験した。この後マークの数を2~8個と変えても、数の多いほうの容器を選択したという。個体差はあっても平均70~90パーセントの高水準で正解した。杉田教授の研究室では、カラスが人間の男女の顔を見分けられることも発表している。まだ知られていない知能を発見していきたいと、杉田教授は話している。ところで、私のカラスの友人たちはそんなこととっくにわかっている。初めにお近付きになった時は、夏だったので私は帽子をかぶっていた。次に会ったときは違う帽子をかぶっていたので、上から見下ろすと私だということがわからないだろうと思っていたら、あにはからんや、さーっと飛んできてカーと鳴いた。どんなに違った服装をしていっても、必ず飛んでくる。帽子をかぶっていなくても来る。日傘をさしていてもわかるらしい。ただ、デジカメはすごく嫌がって、写真を撮りたくても逃げてしまう。私が立ち止まってカラスと話をしていると、ニコニコしてよってくる人がいる。本当にカラスは賢くきれいでかわいい。真近で羽を見たことありますか?七色に見えるほど光を反射して輝く艶々した羽は、えも言われないほど美しい。目もかわいい。くちばしをカチカチいわせるのは、お母さんに餌をおねだりする言葉とみたけれど、あたっているでしょうか。杉田先生。
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