2011年10月31日月曜日

寝坊

いつも早起きの私が珍しく寝坊をした。目がさめたら11時近くになっていた。このところの様々な悲しみ、喜びに振り回され、ブログもままならずの状態だった。やっと気持ちが落ちついてきて日常にもどりつつある。どうやら疲れがどっと出たらしい。昨日日曜日は合奏団の仲間の東さんご夫妻が主宰する「しもたかフィル」のお手伝い。下高井戸商店街の「しもたか音楽祭」に出演した。「しもたかフィル」は「西湘フィル」と同じくアマチュアのオーケストラで、下高井戸を拠点に毎年この「しもたか音楽祭」に出演の後、代々木の青少年オリンピック記念会館で定期演奏会を行っている。いつの頃からかこのオーケストラの公演にエキストラとしていまや常連になってしまった。一回だけ練習に付き合って本番を迎える。メンバーは年齢の幅が広く、小学生から高齢者まで。毎年来ると、小学生の低学年だった坊やがすっかり大人びて、いっぱしの青年に変わって行く過程が見られる。だから向こうからするとおばさんがおばあさんに変わる過程を見ることになる。それが残念。今年はブラームス「大学祝典序曲」ドヴォルザークの交響曲「新世界より」シュトラウスのワルツ、ポルカなど。やはり継続は力、毎年上手くなっていく。それともこちらが毎年下手になっていくのかしら?「しもたか音楽祭」のあとは11月5日代々木での定期公演を迎える。今年一緒に並んで弾くのは吉本興業の芸人さん。今は漫才を組んでいるそうだが、以前はヴァイオリンを弾きながら漫談をやっていたそうで、さすが勘が良くて周りの気配を非常によくつかむ。オーケストラやアンサンブルを演奏するときにこの勘がないと、どれほど上手な人でも使い物にはならない。彼はこんなところでオーケストラなんか弾いているところを見ると、まだあまり売れているとは言えないかもしれない。でも、いつか有名になったら私の自慢になるかもしれないなんて、ちょっぴり期待しているのですが・・・「ほらほら、あの人。一緒に新世界弾いたのよ」なんてね。

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