2015年4月26日日曜日

ゲーム狂

困ったことにゲームが好き!
一時期オセロゲームが流行った頃、電子ゲームのオセロを手に入れて遊んでいたことがあった。
朝目が醒めると、いつの間にかゲーム機を持っている。
寝ても覚めても、いや、寝て居ては出来ないけれど、ヒマさえ有れば常に遊んでいた。
それから次は麻雀ゲーム。
パソコンで練習していざ本物のゲームの仲間に入れてもらったら、ルールが違っていたので腹を立てたことがあった。

その後はカードゲーム。
ソリティアは目が回るほどやって、ある日、一大決心をしてきっぱり手を切った。

生徒の中に小学生の男の子がいて、ある日自分が飽きたゲーム機とゲームソフトを私にくれたので、それにも嵌ってしまった。
ランナウエイというのが面白かった。

中々できないでいたけれど、ある日やっとクリアできたので、知人男性に電話して「出来たわよ」と言ったら「いつもそのくらい勉強すればね、あはは」と言われ、悔し紛れに電話機をガチャンと切る瞬間にも高笑いが聞こえてきて、むっとした。
あまり夢中になって時間をとられるから、そのファミコンゲーム機は全部捨ててしまった。

毎年お正月は天元台にスキーに行って、年1回、麻雀をする。
これが「雪雀連」の名前の由来なのだ。
読み方は「せつじゃんれん」
普段麻雀はしないので、360日くらいはやっていないのだから役も覚えないし、点数も数えられない。
それでも、家族麻雀で破産することはないので、ちゃんと覚えようとはしなかった。

ある年、私とOさんという女性が麻雀に入ることになった。
Oさんは京都弁で嫋やかに「わたし、点数がかぞえられないの」
私は早口でガサガサと「役も覚えられないのよ」
すると、1人の男性が「僕が教えてあげますから」
男性はなにかと面倒見の良い人で、質問しても嫌な顔もせず丁寧に答えてくれる。
ところが場が進むにつれて「あら、出来たみたい、これで良いの?」Oさんがおっとりとした口調で手を広げる。
「あ、できましたね、すごい」男性は、初めのうちこそ、親切に対応していたものの、その内Oさんが勝つ事が多くなり、それから私も「すごく良い手が来たから、初めから殆ど揃ってたみたい」などと勝ち進む。

終ってみればOさんが1番、私が2番。
親切な男性はビリ、残念でした。
決して分かっていて勝ったわけではない。
出来るのに出来ないフリをしたわけでもないけれど、男性はすっかりふてくされ、次の朝食堂で会ったときに「おはようございます」と言っても返事もしない。
ふん、懐の小さい奴め!(意味としては**の穴の小さいと言った方が合っている)
しばらくご機嫌を治してもらえなかった。

最近は又パソコンの麻雀ゲーム。
これは本物の麻雀のルールではなくて、単に同じパイを2枚揃えていく単純なものなのに、これが中々難しい。
最後に同じパイが重なっていて、どうしても上がれない時はすごく悔しい。
これで午前中つぶれてしまったりすると、後悔するものの、何回でも出来るまで気が済まない。
本当に、そのくらい勉強すれば・・・ね。



















2 件のコメント:

  1. ゲームってはまると怖いですねえ。ソリティアもそうだし、上海ドラゴンっていう麻雀のパイを使ったゲームも、休みの日についやっちゃうんですねえ。 さすがに肩こるまでやることはなくなりましたが。 

    返信削除
  2. ほんと怖いです。
    中毒ですかね、これは。
    ここを読んだ友人から「ひまそうねえ」とメールがきました。

    返信削除