昨日病院に行くために朝食を抜いた。
受付時間がその頃で、駐車場も早く行かないと混むので。
どうせたっぷり待たされるのだから、ロビーの喫茶店で朝食をとれば良いと思った。
私は朝食が大好きで、盛大に食べる。
病院に着いて受付を済ませると、問診票を書かされたり血圧を測ったり、なにかと用事があるもので、中々朝食にありつけない。
やっと一段落して気がつくと、もの凄くお腹がすいている。
いつもの朝食時間を30分ほど過ぎただけなのに、餓死寸前の気分。
それでも待っていないと、いつ診察の順番が回ってくるかわからない。
しばらくおとなしくしていたけれど、もう限界!
受付けに行ってご飯が食べたいと喚いたら、ここの病院は本当に患者に優しくて、順番が来たら呼びにきてくれるそうだ。
こんな患者のワガママを、一つ一つ聞いてくれる病院って他にあるかしら?
大きなサンドイッチをむしゃむしゃ食べて戻ると、他の患者さんが先に入っていた。
呼んでくれるって言ったのに。
これもちょっと癪に障るけれどそんなワガママは言えないから、黙って週刊誌を読んでいた。
その内に、どうやったら自分の受診時間が分かるのかと思って受付けに行って質問すると、カウンターから出てきて丁寧に教えてくれる。
自分の受付番号を器械に読み取らせると、大体の受診時間が出る仕組みになっている。
こちらは退屈が紛れるけれど、受付けさんも大変だなあなんて思っているうちに、診察が始まった。
採血をしてくるようにと言われたので採血室へ。
イスがもの凄く高いから「足が届かない」と文句を言ったら、下げましょうかと言われた。
でもイスの高さを下げると今度は腕が台に乗せにくい。
相手は立っているのだからイスが低いと、かがまなくてはいけない。
これで丁度良くなっているのだ。
要するに私の足が、残念な長さなだけなのだわ。
足首のレントゲン撮影が終ってソックスを穿こうと思ったら穴が見付かった。
「お気に入りだったのに~」と言ったら、レントゲン技師が「お気に入りだったんですか」と気の毒そうに答える。
やさしい綺麗なお姉さん。
色々文句を言ったりして遊んでいる私に、どこまでも優しくにこやかに対応するスタッフは偉い!と思うけれど、少し親切過ぎて老人を甘やかしていないかしら。
すぐつけあがる私の様な者がいるから。
ここは川崎市立の総合病院。
私の家のごく近所に別の大きな総合病院があって、そこへなら徒歩5分、それでも丘の上の交通が不便なここまで来ている。
母もここで最後の時間を過ごした。
ここへ来ると母に会えるような気がする。
整形外科で、踝の痛みは減量すれば少しは良くなると言われたけれど、こんなに食べる事が好きでは、実現出来るかどうか。
なんたって、乳がんの手術の最中に「お腹がすいた、どうして朝食を食べてきてはいけないの」と先生に質問したくらいだから。
先程テレビで腸内フローラという、腸内の細菌を使ってのダイエット方法や免疫力を高める治療法があると聞いた。
痩せるためには、バクテロイデスという腸内細菌を使えばいいらしい。
尾籠な話になりますが、どんな方法かというと、健康な人の糞を患者の腸内に送り込むのだそうだ。
もちろんそのままではないけれど。
う~ん、これは・・・
痩せたいけれど、考えると気分が悪くなりそう。
追記
糞という言葉は人間のものには使いませんね。
猫を相手に暮らしているものだから、つい。
失礼しました。
いずれにせよ、何と置き換えてもあんまり綺麗な意味にはならないので、このままで。
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