2015年4月23日木曜日

猫付き入居者

我が家は、住居とレッスン室の上の3階は貸し部屋。
その3階の借り主の姉妹が、引っ越して行った。
空いた部屋を点検に行ったら、強烈な匂いが充満していて、シンク下の戸棚の中は化粧板が剥がれてひどい有様。
一体どうやって使っていたのかしら。
姉妹とも一流大学の学生さんで、礼儀正しく美人だったから喜んで貸したのに、この有様。

店子が出て行くと次の入居者のために必ず、ピカピカにリフォームする。
ここで暮らす人には、気持ち良く住んでもらいたい。
そうやって今までは店子に恵まれて、どの人達も事情があって退去するときに、名残惜しそうに別れを言ってくれた。
何人かは引っ越してからも桜の咲く頃には、この辺が懐かしくてと言って顔を見せてくれた。

女子大生2人が引っ越した後は荒れていたから完璧リフォーム、床、天井、押し入れの中まですっかり壁紙を貼り替え、インターフォンは顔が見えるタイプに替えた。
ワイヤー入りの窓ガラスはサビが出てきたので、それも取り替えた。
ウォシュレットも入れ替え。
そして一番お金がかかったのが、キッチンの総入れ替え。
これはお金がかかるから普通は掃除をするだけなのに、新しい物と入れ替えたので、お家賃一年分が飛んで行ってしまった。
築19年だが、新築同様。
新しい店子さんは内見に訪れた時、歓声を上げていた。

ところで、その店子さんの入居家族欄を見ると、女性2人と猫さん(7才)

実は飼い猫さんが付いてくるらしい。
それで私は、ソワソワ首を長くして待っている。
最近はそうでもないと思うけれど、ペット可の賃貸物件は少ないと思う。
やはり貸す側としては、匂いのことや壁紙などにダメージを受けやすいから、なるべくならペットがいない方が良い。
私も勿論そうだけど、先日挨拶に来た新店子さんから、猫さんの写真を見せてもらったら、まあ、可愛い。
ちょうど我が家はたまさぶろうをなくし、年取った雌猫がヨロヨロしていて、意気が上がらない。
ちょっと若い雄猫の登場は、元気をもらえそうな気がする。
トイレも爪研ぎも躾け済みと言う飼い主の言葉を信じて居るけれど、さて、本当のところはどうなることやら。

私の貸部屋稼業はちっとも儲からない。
リフォームや備品をちゃんとすると、けっこうお金を使う。
その上気を遣う。
いつか3階部分を全部一部屋にして、サロンコンサート用のスペースにしようと考えていたけれど、全く儲からないのでそれは夢の又夢。
ホームエレベーターも実現しそうもない。
税金ばかりとられて・・・ぐちぐちぐちぐち

猫さんこんなのでないから良いけれど。



















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