2015年4月21日火曜日

部品が古い

澁谷の中国整体院に通っていた頃、あれやこれや症状を訴えるとそこの先生には「部品古いからね」と言われた。
それはそうだ。
もう尻尾が七本もある化け猫としては、ウン十年の歳月、毎日酷使してきても故障しなかった部品に感謝。
最近足首の痛みを感じてだましだまし歩いていたけれど、ひと月以上も痛みが続いているので、しぶしぶ病院に行った。
左足首のくるぶしが心なしか腫れて見える。
触ると水でも溜っているのか、ぶよぶよする。
普通に歩くには差し障りがない。
性格がせっかちだから、歩くのも人一倍早い。
痛みを感じても、ゆっくり歩く事ができないのが、困ったことで。

普通に歩く分にはほとんど問題はない。
湿布薬を貼っていると多少腫れがひくけれど、歩きすぎると熱を帯びて痛みがひどい。
体重が増え始めているから、これを落とせば痛みは軽減すると予想は付くけれど、今、チョコレートの箱がまだ一杯なので、それが無くならないと減量は難しい。

私は金品に関しては気前の良い方だと自負するけれど、ことチョコレートになると途端にケチになる。
自分で買うことは滅多にないけれど、私のチョコレート好きを知っている人達から、よくいただく。
困ったなあと、迷惑半分嬉しさ半分。
食べないで誰かにあげてしまえば良いのに、それが出来ない。
1日1個だけと思っても、健忘症が激しいからさっき食べたのを忘れて、箱が目につくたびに1個、又1個。
空になるまでやめられない。
御菓子がないときは少し体重が減るから、これからは御菓子を頂いても、だれかにあげてしまおう・・・かな。できるかな。

今日足首のレントゲン撮影をしたら、有るべきはずの軟骨がすっかりすり減っていて、写真を見た医師が「ああ」と嬉しそうな声を出した。
「これではねえ、痛いでしょう」
どうすれば治るのかと訊いたら、対処法としては痛み止めと湿布しかないそうで、筋トレのスクワットなどもやってはいけないと言われた。
やはりデブの化け猫は、おとなしくしていないといけないのか。
せっかく体が元気になりかけていたのに、部品が古いせいで効果半減。
まず2キロの減量を目指して頑張ってみる。

足首に関してはヒアルロン酸の注射もしない、人工関節もないらしい。
それでも今は腰痛などの対策で、骨と骨の間に軟骨の代わりとなるものを注入する治療があるのではないかと思うので、少し調べてみたい。
全世界に私と同じ世代が無数にいて、その人達が皆不自由していると思うから、治療法も出来て居るにちがいない。
まずは減量から始めて、それから他の病院にいってみよう。
そうでないとこの先数十年、足首が痛いままでは過ごせない。
ハイヒールも履けない。オシャレが出来なくなる。
絶対なにか方法があると思う。

医師は私の年齢を見て、もう引退していると思うから、なにも無理に治療しないでおとなしくしていればいいと、思ったのかも知れない。
孫と縁側でウツラウツラしていればいいと考えたかも知れない。
私は生憎孫もいないし、うちには縁側もない。
しかも性格が獰猛だから、歩く時も人蹴散らすように早足で歩く。
出歩くの大好きだから、世界のどこへでも飛んで行きたい。
ヒマになったら尚更のこと。
こんな足首でいてなるものか。
メラメラと闘志が・・・
本当のところ、こんな事で闘志を燃やさないで、仕事に燃えた方がいいのに。
それよりはまずは、脂肪を燃やさないと。


































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