2015年7月2日木曜日

コンサート会場下見

8月25日北軽井沢の「ルオムの森」という施設での、ミニコンサートが決った。
人形作家のノンちゃんこと田畑さんは、私のスキーの仲間。
人形制作で、ニッセイバックステージ賞を受賞した。
この賞は、ステージの裏方で功労のあった人を対象とする名誉ある賞で、我が「雪雀連」から二人の受賞者が出ているのは、本当に目出度い。
もう一人の受賞者は調律界の大御所、雪雀連会長の山田氏。

福間さんは映画のプロデュースをする傍ら絵を描く。
森の中で遊ぶ生き物たちがテーマとなっている、大変愉快な絵が特徴。

小形さんは元雑誌の編集長。リタイアしてから織物を始め、持ち前の几帳面さで、コツコツと織り上げる。

その3人が、北軽井沢の庭続きの別荘に住んでいる。
そこへ時々私が遊びに行っては、ご飯を食べさせてもらう。
このご飯は、そんじょそこらのレストランのシェフをしのぐ素晴らしい腕前の3人が、腕によりをかけて作ってくれる。

いつもお世話になっているし、今回この3人が「ルオムの森で」展示会と人形劇を開催するというので、お祝いに駆けつけることにした。
今回はヴァイオリン2人、ヴィオラ、コントラバス、ピアノとメンバーが揃った。
これが全部「雪雀連」のメンバーなので、この会の人材の多彩さに改めて感心する。
まずコントラバスのHさんが「雪雀連」に私を誘い、そこからヴィオラのKさん、ピアノのOさん、ヴァイオリンのIさん・・と芋蔓式にメンバーになり、今回のコンサートの実現に続がった。
懐の大きな山田会長のお陰で、人脈の多彩さは類を見ないほどの広がりとなっている。
ほとんど同じ職種の人がいないのも驚き。
会長の専門の調律士はさすがに数人いるけれど、あとは全く畑違いだったり、年齢もバラバラ。
そのバラバラさ加減も下は10歳くらいから上は85歳くらいまで。
驚きの年齢差。

その中でもノンちゃんは最高齢なのに、いつまでも童女のように素敵な笑顔で魅了される。
私は今回この3人展の話しがあった時に、1人でお祝いの演奏をするつもりだったけれど、せっかくだからと声をかけてみたら、あっという間にこれだけの人数が揃ってしまった。

今回ヴィオラのKさんの別荘に遊びに行くついでに、コンサートの会場であるルオムの森に行ってみた。
広い森の中にこの土地の有力者の迎賓館だったという、由緒ありげな建物があって、そこにストーブやハンモックなど、別荘生活に欠かせない品物が展示販売されている。
レストランやアウトストレッチなどの遊具、樹上ハウスなど、様々な設備が点在している。
そこの洋館の広間が今回の会場となる。

古い木造の天井の高い広間は窓から木々のそよぎが見え、いかにも古き良き時代を彷彿とさせるような造り。
高名な建築家の設計らしいが、とんと無知なので名前を訊いたけれど、もう忘れてしまった。
窓の枠が鳥居の形をしている。
今の技術ではこの形の窓枠を作るのは難しいと、オーナーの解説。
ピアノは、アップライトの音の狂った酒場のピアノみたいなので我慢するしかないけれど、調律はちゃんとしてくれると約束したので、当日に期待している。

今回泊めててもらった家には3匹のきれいな猫が居て、私には天国だった。
寝て居ると布団の傍をスーッと通るものがいる。
手を伸ばすと柔らかい毛皮に触れる。
この瞬間に、幸せ感がドッと押し寄せてくる。

コントラバスのHさんと私は3日前に車で軽井沢到着、Kさんと合流して夕飯を作った。
3人とも忙しい仕事をしていたお陰で、何をするのも素早い。
あっという間に沢山の料理がテーブルに並んだ。

ご主人を若くして失くし、2人の男の子を育てたKさんは本当に苦労したらしいけれど、今こうしてゆったりと生活を楽しんでいる姿を見ると、苦労した甲斐があったというもの。
友人の幸せそうな笑顔を見るのは、心底嬉しい。
話しをしていると、経済能力に優れ、頭脳明晰、こうでなければ別荘なんて持てない。
私の様なザル脳みそでは、お金は貯まらない。

次の日は朝からコンサートのための練習開始、と言っても初見での合わせだから、あっち行ったりこっち行ったり。
これも又楽しい。
午後からは温泉に行って、露天風呂を楽しんだ。
風呂上がりにピザを2種類注文した。
しばらくしたら、頼んだ物と違うピザが来た。
私はそう言うとき全く気が付かずに食べてしまうけれど、あとの2人はちゃんと気が付く。
そしてKさんがスッと立ち上がって食券売り場で値段を確かめ、払った値段より安いものが来ているといってクレームを付けてくれた。

そう言うときにちゃんと対応出来るのが偉い。
私は殆どボンヤリしていて、おそらく何をされても分からないと思う。
値段を確かめると言う事にも気が付かない。
2人ともたいそう苦労したのに、明るくて大らかで太陽のよう。
私だったらすっかりふてくされて、鬱状態になっていたと思う。
活き活きと生活している力強い友人達を見ていると、パワーを授けられる。
私が子供も居なくて寂しいと言ったら「私たちが居るじゃない、ちゃんと面倒見るから心配しないで」とニッコリされた。
嬉しいなあ。
だけど、猫のように私は可愛くないから・・・
今から猫力を磨いておかないと。


























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