2018年7月15日日曜日

缶詰生活

キッチンのシンク下の水漏れのおかげで、保存食の消費が始まった。
キッチンがリフォーム出来たら新しい保存食を補給しようと思うので、それまでに缶詰類を食べてしまおうと工夫をこらす。
今日は出てくるは出てくるは、いつからここに居るのと訊きたいくらいの大量のトマトの水煮缶。
シチュウやパスタに便利でトマト味にするとなんでも水準以上に美味しくなるから重宝している。
トマトは万能調味料なのだ。

テレビを見ていたらお坊さんの料理で、トマトのスープというのを見た。
作り方は簡単で、湯剥きしたトマトをミキサーにかけてトマトジュースにする。
それを布巾で濾すと下に透明なトマトのエキスが落ちる。
冷蔵庫で冷やして調味料を一切入れずに飲む。
酸味と甘味が絶妙なバランスだそうだから、近々やってみようかと思う。
水煮のトマトではおそらくダメだと思う。

今日は玉ネギとベーコン、ひき肉を炒めて水煮トマトを加えゆっくり煮込んでトマトソースを作った。
本当は生のトマトのほうが美味しいけれど、水煮でも十分。
これを冷凍しておけば、バリエーションが利く。
昼食は水煮のイワシの缶詰、猫と一緒にウニャウニャ言って食べた。
ご飯にイワシを載せて醤油を一垂らし。
胡麻や陳皮などの乾燥粉末をかけて、う~む、日本人に生まれて良かった。
うちの猫は老齢だから、普段は食が細い。
野良の朝ごはんをピンはねしてうちの猫がほんの少しだけ食べる。
残りは若い野良たちが争って食べる。
夕方おやつのチャオチュールをおねだりするから1本だけ食べさせる。
夜はカリカリをほんのひとつまみお皿に載せておくと、朝半分くらいに減っている。

その食の細い猫が丸々したイワシの半分くらい食べてしまった。
缶詰は新鮮なうちに真空状態で保存するから、栄養状態も良いらしい。
鮭缶やカニ缶なども残っていて、この際全部胃袋に入れてしまおう。
デミグラスソースとか珍しいのはクッキーの缶詰や、お赤飯用の小豆の煮たものなど。
小豆なんか買って、お赤飯を作ろうとでも思ったのかしら。
nekotamaのことだから目についたので、気まぐれに買ったものと思われる。
災害の後で誰がお赤飯炊こうなんて思うものですか。
非常食にしては非常識。

なま物でなければ魚は缶詰がいける。
私が下手に煮るより、100円台で買えるサバやサンマの味噌煮のほうが余程新鮮で美味しい。
猫も喜ぶ。
鮭缶はマッシュしたジャガイモと混ぜてコロッケ作ってみよう。
月曜日には来客が4人。
缶詰攻めの地獄が待っているとも知らずに、嬉々として来るに違いない。
猫用缶詰混ぜたらわかるだろうか?
いやいや、いくらなんでもそんなことは・・・やってみたい。














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