2018年7月8日日曜日

思い出の会は華やかに

今日は帝国ホテル。
南青山在住のY子さんのお父様は高名な弁護士で、多くの人から敬愛されていた。
去年そのお父様がお星様になってしまい、それでも本当に幸せな人生の幕引きだったので、お見送りも賑やかに帝国ホテルでの音楽会パーティーになった。
そして今年も思い出の音楽会が帝国ホテルで行われた。

今日は私は客席にまわった。
たまには客席で聴きたいわと言ってごちそうだけ食べて、笑って歌って。
谷康一とニュー・ブルー・ストリングスが演奏。
  谷 康一 ギター
  中井典雄 ドラム
  村上功治 ギター
  山崎綱三 ベース

谷さんはY子サンの軽井沢のゴルフ仲間。
ヴァイオリンの林美智子さんと谷さんの二人のお嬢さんも加わって、更に山田陽子さんというフラの踊り手も加わって盛大な思い出の会になった。

お食事タイムが始まってから45分すると音楽開始。
賑やかで陽気で素敵な谷さんのお話と歌、途中で林さんのヴァイオリンが加わり、フラで最高潮。
林さんはファッションモデルも真っ青な着こなしの名人。
ある時テレビ局で、タレントさんより目立たないようにと注意されたそうな。
今日は白と薄いベージュ、グレーのグラデーションの細身のドレスがとても素敵だった。
フラというのはどちらかというと陽気な印象だけれど、山田陽子さんのフラは上品で内面から輝いて見える。
神秘的でオーラが出ていた。

その間も飲んだり食べたりして、ライブハウスのように寛いで音楽を楽しんだ。
私は今日は無責任で飲食して最高に楽しかったけれど、もとより自分で今日は楽器を持っていかないと言ったけれど、たまには客席で楽しませてよとは言ったけれど、谷さんの歌はとても素敵でお話も面白い構成が素晴らしいんだけれど。
やはり聴くよりも弾くほうが楽しいんだわ。

結局、谷さんに今度は私も弾かせてとお願いした。
楽譜書いておきますよというお返事。

お開きになっても各テーブルで名残を惜しむ人たちがいたので、元日航の機長だった人としばらくお話をした。
「音楽も飛行機を飛ばすのも空間の芸術なんです」と、元機長さん。
「飛行機のクルーはその都度メンバーが変わって、知らない同士1週間くらい同じメンバー全員で行動するので、最初の意思の疎通がうまくいかないと後が大変。
見ていると、演奏も最初のうちはお互い手探りしていますよね。
そのうちお互いにわかり合ってきて上手くいくようになる。
時々最後までギクシャクすることもある」というような話を聞いた。

飛行機の操縦は私の長年の夢だった。
唯一叶わなかった夢。
その夢を叶えられて羨ましいと言ったら、機長氏は「自分は演奏が出来ないから同じことだ」と慰めてくれた。
そうかなあ、飛行機の操縦のほうがよほど素敵なのに。
最近ホンダの小さい飛行機が売り出された。
宝くじを買って当たったら買おう。
買ってどうする?














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