2013年3月12日火曜日

上天気の奥志賀

前回、奥志賀高原から写真を送ったつもりだったのに、またもや失敗。いつもスキー場から送ると失敗するのはなぜ?うちに帰ってから改めて写真送信。あまり良い写真でないけど。さて、今回の同行者はU子さん。先日「雪雀連」のスキーレッスンにお誘いしたところ、彼女のスキー心に火が点いたらしい。この次は奥志賀へと誘っていただいて奥志賀高原ホテルに泊まることになった。午後東京を出発して夕食はホテルグランフェニックスでイタリアン。レストランが混んでいて、待たされている間にチーズをつまみにチンザノを飲む。大きなガラス窓から見えるライトアップされた白樺と雪景色を眺めると、もう浮き世のことは頭からすっぽりと抜け落ちて、ひたすら幸せ気分。食事はパスタとリゾット、サラダ、生ハム、そして2種類のデザート。どれも大満足。ほろ酔い気分で雪の中、隣の我が宿まで歩く。次の日の奥志賀は今まで私がスキーに行った中でも最高のお天気。雲一つない晴天の上風もなく、穏やかな一日となった。気温もちょうどいい。寒くもなく汗ばみもせず、すべて完璧。U子さんが知り合いのガイドさんを頼んであったので、奥志賀出発、そして前回の投稿にも書いたが、リフトとゴンドラを乗り継いで、それぞれのゲレンデを滑りながらの移動。広い志賀高原スキー場は、ゲレンデごとに雪質も様々に変わる。サラサラだった雪が次ぎのゲレンデではガリガリに凍っていたりする。斜面が北か南か、木が多い少ない、気象条件とかで変化するのが面白い。U子さんは達者に滑るし私もスキーは経験豊富だから、ガイドさんも遠慮なく滑って行く。東館山山頂からの眺めはアルプスを一望のもとに、槍ヶ岳の尖った頂上までもが黒く見えるほど。志賀高原の各スキー場がはっきりと見渡せるなんて、こんないいお天気でもない限り出来るものではない。しかもそよ風ときている。良い気分で帰路につく。所々歩かないといけないところがあって、私はこれが大の苦手。脚力、肺活量ともに弱いので、あっという間に息が上がってしまう。そのかわり滑る方は、脱力が出来ているのでほとんど疲れない。長距離は一向に苦にならない。ガイドさんと別れてご機嫌でホテルに到着。夕飯は和食御膳、前日の濃厚なイタリアンとは正反対の優しげな和食も良いものだ。最近私は体力に自信がなくなっていたので、スキーもゆっくりしたペースで、半日も滑れば良しとしていた。今回こんなに一日中滑っても、ほとんど若い頃と同じように滑れるのが不思議でならない。力まないで滑れるようになったからか。上天気のお陰もあるけれど、まだ体力も十分にあるのがわかって嬉しかった。これなら来年も大丈夫かな?

0 件のコメント:

コメントを投稿