2013年3月18日月曜日

春眠なんとやらというけれど

眠りたくない病は年取っても変わらず。夜遅くまでなんとしても起きていたい。パソコンの前でコックリ船を漕いでも、頑固にベッドに行かないこともある。必死で起きていてもうだめだとなるとやっと横になるから、そのままストンと寝てしまう。なんで動物は寝なければいけないのか。私は眠りたくないから当然いつも睡眠は短い。そのせいだろうか、脳が休まっていないので、いつもとんちんかんなことをしている。睡眠の足りた日にはお肌もつるんとしている。だから眠るのがどんなに体に良いかはわかっている。でも、せっかく生まれてきて、限られた時間しか生きられないのだから、起きていたい。起きてなにか有意義に過ごしているわけではないけれど、生きているのがうれしくてたまらない。先日スキーに行ったとき同室だったU子さんが言うには、私がベッドで仰向けで週刊誌を読んでいて、読んでいる格好のままで寝ていたそうだ。それから突然バサッと音がして週刊誌が落ちたという。そのまま私は気ずかずに朝までぐっすり。朝になって週刊誌がないと思ったら、壁とベッドの間にはさまっていた。一種の睡眠障害かもしれない。さっきテレビで、何かやっている最中でも突然眠ってしまう人の映像を流していた。それではないけれど、それに近いかもしれない。目がさめると、ああ、今日も生きていると思う。なにをしたいとか言うのでもなくて、生きているだけで感謝したくなる。こうして安らかに呼吸をして、お日様を見て、貧乏でもいい。モーツアルトが聴ければ。あは、ちょっと気障だった?私の心の奥底には常にいいようもない寂しさが存在している。これは、誰かと一緒にいても死ぬときは1人。それと同じで眠るときも、傍らに恋人がいようといまいと、眠りの中までは一緒にいられない。それがいやで眠りたくないのかもしれない。私の場合は両腕に猫を抱えて眠りにつくときは最高の気分ではあるけれど、それでも起きて食べたり、笑ったりしていたい。

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