2013年10月28日月曜日

しもたか音楽祭


しもたかオーケストラのお手伝いに行った。
「古典音楽協会」で一緒に弾いているヴィオラの東さんは下高井戸の住人。奥様はヴァイオリニスト。
あるとき東さんから「弾きにきてよお」と誘われて練習はかんべんしてもらって、本番の日だけ手伝いに行くようになった。
初めはハイエナの遠吠え(どんな声なのかな?)みたいだったガチャガチャオーケストラが、最近すごく良くなってきた。
以前は間違えても全体がひどかったから目立たなかったのに、最近は周りがちゃんと弾くようになったので油断できない。
「へー、それでプロ?」なんて思われたらいけないから、結構真面目に練習していく。
東夫人の通称「しっぽ」さんがすべてのマネージメントを行っている。とても優秀なヴァイオリニストなのに弾かないで人の面倒を見ているから「勿体ない」と言ったら「私こういうことするのが好きなんです」と言って嬉しそうに飛び回っている。
ふーん、私は人の面倒なんかみたくないのに面倒見たい人もいて、世の中上手くいっているのだと妙に関心した。
地域に根付いた音楽の場を作るために始めたオーケストラはもう9年目とか。
下高井戸駅すぐそばの松沢小学校を会場とした「しもたか音楽祭」が昨日賑やかに開催された。
小学校に行ってみると、地元の学生達のジャズバンド、フラメンコの踊りなども学校の前の広場で始まっていた。
アマチュアオーケストラのメンバーは多くがこの小学校の10分圏内に住んでいるらしい。
音楽人口の多さは、さすが世田谷区。
中でも小学校6年生のモモちゃんは天才少女で、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」のコンサートミストレスをつとめた。
組曲の中にゆっくりとした美しいヴァイオリンソロがある。
それを小さな楽器で堂々と歌い上げた。
将来はジャズヴァイオリニストになるのが夢だという。
おじいさまは有名なジャズ奏者で、小さい頃からジャズを聴いて育ったのでは必然とは思う。
大人に混じってブラームスのシンフォニーなども立派に・・・というか、1番上手に弾いているのではないかと思う。
冷静沈着、周りの音もしっかり聴いている。
将来はジャズかクラシックか、どちらにしても活躍するにちがいない。
6時開演、途中で芸大生たちのカルテットも挟んで2時間20分、近隣の人達がじっと聴いている。子供達も楽しんでいる。
すごいなあ、自分たちでオーケストラを作っちゃうなんて。
地域社会に溶け込んで、芸術家でござい的な思い上がった風もなく、ご本人達は優秀な音楽家であるのにアマチュアや子供達と同じラインの目線でいられて・・・中々出来るものではありませんね。









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