2013年10月6日日曜日

グリーンピール

根っから無精だからお化粧がへたで面倒くさい。スッピンでいられるなにか良い方法はないものか考えた。色々苦労したけれど、今回はグリーンピールなるものに挑戦することにした。どうするのかというと植物から抽出したハーブを顔に刷り込んでいくトリートメント。ハーブの尖った粒子が毛穴に入ってその力で代謝を促していくという、訳のわからないことなのだが、エステティシャンがとても信用出来るひとなので、おまかせすることにした。毛穴に尖った植物の粒子を入れるのだから、当然痛い。顔が腫れるし赤くなる。だからいつでも出来るわけではない。仕事が立て込んでいると難しい。今がチャンス!「痛いですよ」さんざん脅かされる。「後は腫れますよ。私の姉は我慢できないと言ってます」おいおい、商売っ気ないなあ。当日は台風が近づいているのでひどい雨。ずぶ濡れになって、惨めな気分で、緊張もするし、もうやめようかと思うけれど、ここでやめたら女が廃る。ベッドに横になるとまな板の鯉。ええい、どうにでもしておくれ。土壇場の開き直りが早いので世間では私は度胸があるということになっているが、実際はものすごく心配性の小心者。しかし、覚悟は出来た。「それではハーブを入れていきます」ドキン!でも、思ったほど痛くもない。なーんだ、これしきのことか。帰りの電車で男の人に顔を見られた。ん、もうきれいになったのかな?家に帰って鏡を見たら、真っ赤になったテラテラした顔が映っていた。これでは見られるはずだわ。
それからが地獄の始まりだった。痛いしかゆいし3時間おきにクリームをすり込まなければならないし。水で濡らしてはいけないので顔は洗えない。専用の化粧水で拭くだけ。洗髪も出来ないから水を使わないシャンプーを使ったら髪がごわごわになって気持ち悪い。あわてて近所の美容室で洗ってもらった。そして5日経つと、もう一度ケアに行く事になっている。今日は4日目で、もう腫れも赤みも引いて、かゆくもない。肌が乾燥して表皮がむけ始めている。そういえば先日の足の角質をとる薬が効いてきて、今朝見てびっくり。足裏がボロボロになって皮がむける。顔も同じように剥けてくるのかな。この次お目にかかるときには一皮剥けたいい女になっていますからね。










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