2013年10月15日火曜日

八ヶ岳音楽祭フィナーレ

山梨県北杜市高根町にある八ヶ岳やまびこホールは小さいながら音響の優れたホールで、今回もステージからこぼれそうなほどのオーケストラとコーラスが入って音楽祭の最後を飾った。9月から断続的にコンサートが続いていて、ブラスアンサンブルやオペラ、ピアノコンサートなどがあって、そのしんがりがオーケストラ。音楽監督は元東フィルメンバーの細洞さんで、奥様は私の同級生というご縁で参加するようになった。これだけの大規模な音楽祭のとりまとめ役はどれほど大変なことか想像もつかない。去年は「うちに泊まって」とお誘いを真に受けてボラ家に泊めていただいて、そのときに「しまった」と思った。こんな忙しい時に泊まり客などいたら本当に迷惑なのに、のほほんと泊まる図々しさ。我ながらあきれた。それで今回はオケの宿舎の方へ前日から泊まることにして、それでもお二人は夕飯に誘ってくれる。もうれつ忙しい最中なのに。なんでも他の人がやってくれるからと奥さんは言うけれど、人を動かすのも並大抵の事ではない。内助の功もどれだけ大変なことか。しかも二人とも一緒に演奏するのだ。都内から移住してのんびり畑でも・・・と思っていたらしい。やはり音楽から離れてはいけない運命ですねえ。当日朝もたっぷりゲネプロをやって本番はつかれて私自身はミスが多かったけれど、若い人達はさすがに元気で、私が偉そうに注意したことは殆ど直して一所懸命弾く姿にはホロリとする。良い子達だなあ。
お別れは慌ただしく電車の時間に間に合うように帰る人を小淵沢駅に送って、聴きにきてくれた小淵沢の友人の家にお邪魔した。
彼女はかつての仕事仲間で一緒によく地方に旅をした。仕事が終ると一緒に飲みにいったりも。そして今は小淵沢に小さなお店を出している。そのお店を出すときも土地探しや大掃除なんかも参加(手伝いではない)して一緒に遊んだ仲で、猫同志でもある。オーケストラを聴いて涙が出たと言ってもらえて嬉しかった。そろそろ渋滞も収まったかなと思える頃帰途についたが、どうして、中々しぶとい渋滞は収まらず帰宅はやっと午前様すれすれとなってしまった。充実した3日間だったが、もう体力の限界かもしれないと思える。来年は・・・うーん、出来るかなあ。








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