もともと気管支が弱いので風邪が治ってもいつも咳だけのこってしまう。
年明け前から咳の治療をはじめたら、立派な病名がついていたので驚き。
その名は咳喘息!
喘息と言うとヒューヒュー苦しげに呼吸をするイメージだけれど、咳喘息は喘息とは違う病気なのだそうだ。
咳が2週間以上治らないのを咳喘息と言うのだそうな。
ステロイドを吸入して5ヶ月ほどで治ったかに見えた。
いい加減な吸入をしていたら、やはり軽くだけれど咳き込むことがあった。
どうやら完治はしていなかったらしい。
それで又薬を少し強めにして、再度治療続行することになった。
今通っている病院は去年の暮にネットで検索して、良さげなので通うことにした。
いつもは耳鼻咽喉科で治療していたけれど、今回は呼吸器内科のほうが適当だと思ったので病院を探した。
通い始めてから2月ころまではとても繁盛していて、予約時間も少し待たされることもあるくらい。
待合室に人がぎっしりと座っていた。
それが2月、3月、4月・・・徐々に患者さんはいなくなり、予約時間より前に診察を受けられることも出てきた。
待合室にも緊張感がみなぎっていた。
私も暇、病院も暇なら今がチャンス!
この際健康診断を受けておこう。
コロナ騒ぎが終われば、又混んでしまう。
毎年健康診断の書類が送られてくるのを無視して、去年は数年ぶりにやっと受けた。
今年も書類が来たので、暇つぶしに行ってみよう。
予約すると医師が喜んで、いくらでも受けられますからどうぞ。
いくらなんでも空いているからといって健康診断を趣味にするわけにもいかない。
余ったからといってお持ち帰りできるものでもないし。
7年ほど前、肺がんのリスクを疑われて毎年診察を受けるように言われていた。
どんな病気で死んでもいいけれど、肺がんだけはこわい。
ゆっくりと溺れて行くような死に方だそうで、一思いに死ねるならそう怖くは無いけれど、ゆっくり苦しむのだけは性に合わない。
病気の方は私の好みなど知るわけないから、とり憑いてくるかもしれない。
気にかかりながらも検診を放置。
やっと去年受けた。
とりたてて問題はなく、多少血圧とコレステロールの数値が高いだけだった。
去年の受診が遅かったからすぐに今年の分の書類が届いた。
体調に変わりは無いが、世の中にコロナ激震が来て私はとても暇になった。
家に籠もっているばかり。
テレビでは感染症の話ばかり。
だんだん心配になってきた。
せめて自分がコロナに感染しているかいないかだけでも知りたいから、健康診断に行ってあわよくばPCR検査を受けることはできないだろうか。
今朝暑いさなか病院へ着くと、やはり待合室は閑散としている。
高層ビルの中にある新しくきれいな病院で、設備も整っている。
全部の人に会ってはいないけれど、医師が2人か3人、看護師が2人か3人、受付嬢が2人、これだけの世帯でこんな少ない患者数でやっていけるのだろうかと、他人事ながら心配している。
やっと気に入った病院を見つけられて喜んでいたので、ここが経営危機に陥らないようにお祈りするしか無い。
危機的気配は微塵も感じられない明るい担当医に、咳が治まらないことが気になるのでコロナウイルスの検査は受けられないのかと尋ねると、私の顔をじっと見てからヘラヘラと笑って彼はこう言った。
nekotamaさんを何処からどう見ても、全く感染しているとは思えません。
大体、咳にしても咳喘息のものとコロナのとでは全く様子が違います。
コロナの咳は刻々と様子が変わってうねるような咳です。
軽くコホンコホンなんてことはまずないらしい。
私にしたところで感染する余地もないくらい人に会っていないし、手洗いも真面目にやっている。
洗濯はいつもやりすぎるくらいで、衣類が傷んで困るほど。
一度着たものは即洗濯機、タオルの使用も一回こっきり、マスクは外から帰ると手洗いと一緒に薬用石鹸で洗う。
しかし、気をつけているからと言っても、感染の機会は実はいくらでもありそうなのだ。
私を食堂のおばさんと心得ている猫たち、毎朝駐車場に集まってくる。
私を見ると狂ったように跳ね回る犬。
何故か犬には絶大な人気を誇るnekotama。
飼い犬からの感染も報告されているようだ。
私は足が痛くて階段の降りには必ず手すりを掴むから、そこでウイルスを掴んでしまうことだってありそう。
最近は空気感染も言われているから、何処かに浮遊しているウイルスを吸い込んでしまうことも考えられる。
今のところ医者が笑うほど無事らしいので皆さんご心配なく。
時々は生存確認のお電話お待ちしております。
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