2011年11月22日火曜日

練習順位

仕事が錯綜してくると、練習の順序をまちがえるとえらいことになる。今日はこの曲を重点的に練習、そしてカレンダーを見ると、あっ、しまった。明日はこの曲の本番だと飛び上がりそうになる。とくに今回ヴィオラとヴァイオリンが重なって、上手く組み合わせないと、明日はヴァイオリンで本番、次の本番もヴァイオリン、そして次からはヴィオラでリハーサルにはいり、その途中でヴァイオリンの本番があって、またヴィオラに戻り・・・ふうー、練習順を間違えるとすっかりヴィオラの手になったところでヴァイオリンの本番が来たりすると悲惨。やはり弓の圧力や重さ、ヴィブラートの速さ、左手指の間隔など、同じようにみえてもかなりの違いがあるから、そのつもりで練習を上手く組み合わせるようにしなければならない。若いころは無謀にもヴァイオリンとヴィオラを同じコンサートで弾いたりもした。古典音楽協会のプログラムにブランデンブルグ協奏曲5番があると、ヴァイオリンが一人あまり、ヴィオラが一人たりないので、その曲だけ私がヴィオラにまわったりするけれど、普段は私のヴィオラは殆ど眠っている。今回のようにヴィオラの仕事がくるとさあ大変。寝た子を起こさないといけない。寝た子を起こすとうるさいから起こさないようにという意味かもしれないが、ヴィオラの場合は起きて大騒ぎしてくれないと困る。弾き始めは音が出ない。弦を取り替えたり弓をいろいろ試したりしているうちにようやくしぶしぶ鳴ってくる。鳴ってしまえば、ほとんど力を抜いて弾ける。それまではゴリゴリむりやりこすったり、解放絃をむやみに鳴らしたりしてご機嫌をとる。かなり体力を消耗するけれど、楽器が目を醒ますと、急に楽になる。そうなればこっちのもの。適度にさぼっても楽器が勝手に歌ってくれる。弦楽器に限らず管楽器もそうだと思うけれど、楽器対自分がシンクロしてきたときには本当にうれしいもの。いわば人馬一体といったところ。
そう言えば、ずいぶん長いこと馬に乗っていないなあ。バランスが悪くなってきたらしく馬が中々走ってくれなくなってしまった。もう一度モンゴルの大草原を馬で疾走したい。煮詰まってくるとこんな風に逃げ道に行きたくなる。

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