先月今月と感情の起伏はまるでジェットコースターに乗っているように上がり下がりする。コンサートの楽しみと人が亡くなる悲しみとが交互にやってくる。今日は親戚の私より若い男性が亡くなって、奥さんと娘さんの悲しみに付き合ってきた。先日はたくさんの人と一緒に演奏ができてとても楽しかった。
禍福は糾える縄のごとしと言うけれど、こんなに短時間のうちに両方がどっと押し寄せてくることはめったにないから、気持ちのコントロールが大変。かわいそうだったり幸せだったり、本当に忙しい。今年は3月11日の大震災を境に、日本中の人の気持ちや人生観が変わった年でもあった。私も非常に影響を受けやすいほうだから、あれからしばらくはふさぎ込むことも多かった。しかも夏の節電騒ぎで、蒸し暑さを我慢したために、秋口からなんとなく体調もすぐれない。その上ジェットコースターのように変わる悲喜こもごも。年をとったせいか、少しは衝撃も柔らかく受け止められるようにはなったけれど、それでも時々ひどく応えることがあって、本当に今年は疲れました。先日睡眠中に、いきなり足がつって目がさめた。その痛さったら、我慢強い私でも唸ってしまうほど。次の日友人4人と会った時にその話をしたら、そんな重大なことなのに皆しれっとしている。何のことはない、足がつるのは日常茶飯事だそうなのだ。私は軽くつるのは時々あったが、そんなに痛いのは初めてだったので、重大なことが体に起きていて救急車ものだと思っていたのに、皆そんなことはよくあるらしくて、ビックリして損をしたような気持ち。歳とればいろいろあるさって、軽く受け流さないといけない。それでもし命にかかわるようでも、人の命は結局消えるのだから心配しても同じこと。それなら心配しないでおおらかに生きたい。おおらかさとだらしないのは紙一重で、私はどちらかと言うと・・・だらしなく生きている方かな?
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