2012年3月7日水曜日

雪山に

昨日はブツブツ愚痴をたれていたけれど、夕方スキー場に荷物を送る支度をしていたら、だんだんその気になってきた。驚いたことに、去年カナダから帰ってからスキーのメンテナンスしていなかった。空港から自宅に送ったままの状態で梱包を解いてもいなかった。海外に行くときは荷物の重量を減らすためにスキーにヤッケやパンツを巻きつけてケースに入れることが多い。そのため、今回スキーパンツが見つからず大慌て。結局スキーに巻き付いてよれよれになっているのを発見した。一年間そのままで中で蒸れていたのをそのままホテルに送った。道具を大事にしないとしっぺ返しをくらうから、ホテルに着いたら念入りにワックスがけしておこう。と言っても、それは私たちの先生がやってくださるので私は高みの見物。先生は到着すると念入りに生徒たちのスキーとブーツのチェックを行う。なにしろスキーの事以外になんの興味を持たないお方だから、好きなようにやっていただく。生徒たちは始めのうちこそ恐縮していたけれど、最近はやってもらえるのを当然のことのようにお任せしっぱなし。誰が何と言おうと気が済まないのならやっていただいて、私たちは楽に滑ることに専念すればいい。朝起きるとすでに私たちのスキーはワックスがかけられ、雪が貼りつかないように外気にさらして気温と同じように冷やされている。レッスンを受けるのは4年ぶりくらいだから少々不安がある。すっかり我流になっていることと思うし、なにより先生のパワフルなレッスンについて行けるかどうか。歳をとって少しは人間が柔らかくなってきたけれど、若いころの先生は困ったことに自分が納得しないうちはレッスンをやめないことが多かった。そのお蔭でうちのメンバーは高齢者が多いにもかかわらず、怪我をしないうえに長距離を楽に滑る。初めてこのグループに外部から参加する人は、見かけはおしゃれでもなく普通のおばちゃんたちみたいなので、馬鹿にしたそぶりを見せる。でも、滑らせると早く見えないのに早い、しかも安全に長距離息もきらさず滑るのを見て驚愕する。有名大学のスキー部にいたと言う人などは、初めて参加した時は天狗状態。我こそは一番うまいと思ってきたのに、あっという間に置いて行かれたので激しくショックを受けたようだ。そのあとはおとなしく先生のレッスンを熱心に受けることになった。カナダやアラスカ、ニュージーランドなど海外の山も踏破している。そこでもリフト券はスーパーシニア券を使うメンバーも多い。だから私などはまだまだひよっこで、これからも安全かつ大胆に滑るためにもレッスンはかかせない。しかし、やれやれ、あの奇人変人の先生のレッスンを受けるのはは時々しんどいのですよ。

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