2012年3月16日金曜日

ぐうたらしていたのが・・

ヴィオラのFUMIKOさんが毎年八ヶ岳近くの松原湖で演奏しているのは知っていたけれど、半引退状態の自分が参加するとは思っていなかった。なんとシューベルトの「鱒」とベートーヴェン「クロイツェルソナタ」という超ハードな曲目、しかもそれに加えてヴィオラとの二重奏ヘンデルの「パッサカリア」ときたらうーん、悶絶しそうだわ。それは8月でまだ間があるけれど、その前にチャリティーコンサートでもなにやかや、があって、6月にはブラームスの「ソナタ2番」とベートーヴェンの「スプリングソナタ」を立川で、松原湖が終わるとピアニストが替わって「クロイツェル」をもう一度、今度は国立で。猫たちとのんびりゴロニャンしていた生活が、なにやら騒然としてきた。体力が保つかなあ。根が怠け者なので、なにかに追いかけられていないと練習にも身が入らないけれど、これは私としてはちょっと重い。私と同じ年のピアニストの北川暁子さんはひっきりなしにリサイタルをしている。よくもまあこんなに連続演奏会ができるものだと感心するが、彼女に言わせれば「頭の抽斗に全部入っていて、抽斗開けるだけなのよ」とおっしゃる。私の抽斗はガラガラ。開けると出てくるのはネズミの尻尾が関の山。でも若い人に引っ張り出されて演奏させて頂くのは、たいそう幸せなことと喜ばなければいけない。といって、出てみたらよれよれでは申し訳ない。仕方がない。よっこらしょ、練習するか。少し張り切ったら疲れてしまい、生徒が来る前にパソコンに向かったらそのまま椅子にもたれて眠ってしまった。眠るのは特技だけど、これはちょっとひどい。日頃睡眠時間が極端に短いので、時々こうして転寝をしないと持たないことがあるけれど。あーあ、今年の夏は大変だぞ。

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