2012年10月8日月曜日

八ヶ岳音楽祭3

八ヶ岳音楽祭の出番が終わった。今日はリストの[レ、プレリュード]とブラームスの[ドイツレクイエム]重たいビオラを支えての長時間の練習はきつい。しかし本番は始まってしまえば本気になるから、楽器の重さも感じなくなった。木をふんだんに使った小さいけれど音響の良い会場は、音を出す喜びを与えてくれる。まるで学生時代の合宿のように同じ屋根の下に、一緒に寝泊まりして一緒に食事をして、一緒にしゃべったり飲んだり、楽しい時間はすぐに過ぎてしまった。合唱もオケも最大の出来栄えだった。これだけの短い練習で、大変難しい曲が仕上ったのは予想以上だった。毎年参加しているベテランが多いのが、何よりの勝因だと思う。八ヶ岳付近は気候も良い。そして文化的な土地柄なので、音楽家が沢山暮らしている。人材に事欠かない。以前こちらの方に住みたくて、ずいぶん土地探しをしたけれど、結局私に気力がなくなってしまったので、計画は頓挫した。もう少し若い頃だったら出来たかもしれない。今回会った 人達が越していらっしゃいと言う。毎日山を見て暮らすのは理想だけど、家を探したりするのは大変。やはり、時々来て楽しむのが、精一杯かな。さて、これから3連休の最後の日の渋滞に向かって車を走らせる。少々しんどいが、うちの猫と野良猫が首を長くして待っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿