2012年10月9日火曜日

八ヶ岳音楽祭について

八ヶ岳音楽祭は今年6回目を迎える。音楽監督の細洞寛さんは元東京フィルハーモニー交響楽団のトロンボーン奏者だった。夏の松原湖のコンサートに奥様の秀子さんと一緒に聴きに来てくださって、その折に今回の音楽祭の出場を依頼された。特にヴィオラ奏者が不足しているのでヴィオラを弾いて欲しいと言われ、二つ返事で引き受けたのはトップが梯さんと聞いたから。梯さんは元東京都交響楽団、NHK交響楽団の団員として活躍。私たちの愉快な仲間の一人だけれど、柔らかい音色と豊かな歌心が最大の魅力なので、いつも彼のヴィオラには聞き惚れてしまう。その上酔っぱらうと増々愉快になって、抱腹絶倒のパフォーマンスが見られる。今回は息子さんの高名なピアニスト、剛さんがご一緒に来られてコンサートを開くので宿舎が別になったため、飲み会参加はなし。残念でした。今回集まったメンバーは細洞氏の関係上東フィルの人が多いけれど、そのほかにも読売交響楽団や、珍しい所ではベルリンドイツオペラのメンバーだったパーカッション、京都市交響楽団、大阪、群馬交響楽団などからも参加者があり、コンサートマスターは九州交響楽団のコンサートマスター近藤薫氏。まだ若く将来を嘱望されている優秀なヴァイオリニスト。指揮者は円光寺雅彦氏。これだけ長い間この業界で仕事をしていると、さすがに初対面の方は少ないけれど、お目にかかったことはあるのに会話をしたことが無かった人とも、初めてお話が出来たことも嬉しかった。今年の音楽祭は9月にオペラ「蝶々夫人」の抜粋を、今回「ドイツレクイエム」でもソロを歌われたソプラノの二宮咲子さんが歌われ、その圧倒的な声量が評判を呼んでいた。そのあと木管後5重奏のコンサート、そして今回のオーケストラと合唱。まだ始められて6年目。日本を代表する音楽祭になることを期待している。来年は飯守泰次郎氏の指揮でモーツァルト「戴冠ミサ」ブラームス「交響曲2番」だそうだ。皆さんと再会を約束して、あっという間の4日間が終わってしまって、そこはかとなくさみしい。

3 件のコメント:

  1. すみません、最近昔の記事(5/26付け)に以下を書いたものです。
    ニャーシルと申します。
    読んでいただきたく、再度ここに書き込みいたします。
    よろしくお願いいたします。
    *****************
    nekotama様、初めてご連絡いたします。nyarcilと申します。
    鳩山寛様と連絡をとっていらっしゃるとのこと、突然ですが、私のブログの記事をご覧いただきますようお願いいたします。
    http://schnajr.exblog.jp/16905612/
    用件はこの記事にあります本についてです。
    鳩山寛様のお母様の追悼のための本で、見返しにお父様の遠山寛賢様の直筆の署名があります。

    このような本は、ご親族がお持ちになるべきものだとおもうのです。
    もし鳩山様本人か家族の方(お孫さんとか)、ご希望があればお譲りする所存です。
    申し訳ありませんが、このことを鳩山様にお伝えいただけないでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

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  2. 鳩山さんの知られざる歴史を拝見して感無量です。ありがとうございました。早速先方様に連絡いたします。

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    1. nekotama様
      ご連絡いただき、ありがとうございます。
      本を読んで思うままに書いてしまった私のブログですが、鳩山先生に失礼でないかどうかちょっと心配です。
      以下、私の仮のメールアドレスです。
      validtill0331@yahoo.co.jp
      一度こちらにご連絡いただければ、と思います。
      こちらのアドレスは鳩山様のお孫さんにお伝えいただいても結構です。
      よろしくお願いいたします。

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