2013年9月19日木曜日

暴力体質

柔道の指導者の暴行が後を絶たない。およそ他人を指導するのに暴力を行使しないと出来ないというのが解せない。ヴァイオリンに限らず楽器のレッスンは非常に厳しいけれど、私は先生から暴力を使われたこともないし、生徒に暴力を振るったこともない。懇切丁寧に説明と実演あるのみ。実演の方は時には生徒の方が上手くて恥をかくことはあっても、理論的に説明するのは得意だから自分自身もよく勉強する。口で言ってわからない事ってあるのかしら。わからなければ言い方が悪いか、指導者が良くわかっていないかなので、その辺をご本人が勉強しないといけない。生徒の手を持って指導することもあるが、最近はセクハラと言われるらしく男の先生は苦労しているらしい。夢中になると私も男性生徒の手をムンズとつかむ事もあるが、決していやらしいことは考えていない。男の先生もそうであると・・・信じたい。気合いを入れるためと称して、生徒に執拗にビンタする柔道の教師の映像が流れていた。そして暴力は禁止と言われてバットで体育館の壁を叩いているその教師の映像も見た。根っからの暴力体質と見える。要は自分のモヤモヤした鬱憤のはけ口が暴力となって現れる。人を指導するのに暴力を使わないと出来ない人には即刻やめてもらったらいい。どこがどう悪いのかわからないで叩かれるのは理不尽きわまる。なにを直せば良いのかわからないから、指導者につくのだから。技術を身につけるのにはしっかりした理論が頭に入っていればあとは反復練習。じっくりと練習することで根性がすわってくる。根性から入っても上手くはならないことを指導者たるもの、わからないといけない。殴ったらおしまい。

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