2013年9月1日日曜日

合宿2日目

葉山の湘南国際村の朝はさわやかに晴れた。昨日はさぞや皆で一色海岸の夜を楽しんだことだろうと思って朝食に行ったら、なんだか盛り上がらない様子。聞けばお目当ての海の家は閉店準備に忙しく、注文した物が来なかったり出来なかったり、せっかくタクシーを飛ばしていったのに、さんざんだったらしい。海は荒れていて暗く、星も出ていなかったし、風が強くて怖かったそうだ。おとなしく部屋に居て正解だったようだ。飲み足りない人達は帰ってきてホテルで飲み物を頼もうと思ったら時間が遅くて注文できず、自販機はなく、冷蔵庫は空っぽ。仕方なくおとなしく寝たらしい。ごくろうさまでした。朝は恐ろしく真面目なチェロ軍団が8時から分奏を始めていた。疲れを知らない人達だなあ。全体の練習は9時から。まさかと思うほど弾き詰めに弾いて、こんなに弾いたら私ならへとへとというところが、そうならないのが不可思議。日頃自分の生業で忙しくて趣味の楽器を弾くことが出来ないから、ここぞとばかり弾きたい気持ちはよくわかるのだが。2時間半の濃密な練習が終って今回の合宿は無事終了。仕上がりも上々。逗子在住のチェロとヴァイオリンのコンビのY夫妻のお陰で、発表会に向けての自信がやっと固まってきた。昼食は今年結婚したばかりのY夫妻が自宅に招いてくれて、ワインパーティーが始まった。Yさんのご主人の方はワインの目利きで、自宅のワインセラーには数十本のワインが常時備蓄されている。今日も次々と出してきて皆に振る舞っていたが、奥さんの方はこれでもかと料理を出してくる。ばりばりのキャリアウーマンで韓国と日本をかけずり回って仕事をして多忙なのに、料理が得意でとても美味しい。仕事が出来る人は料理も上手い。しばらくして、楽しげに飲んでいる人達に別れて帰宅した。野良猫がお腹を空かせて鳴いていないか心配で。でもノラの姿はなかった。あまりの暑さでどこかへ避難しているようだ。こちらが心配するほど彼らはヤワでないことくらいわかっている。たくましく、こちらが駄目ならあちらでもらうというように、図太く生きている。




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