2013年9月22日日曜日

青森にて

明日青森文化会館で「岬のクフィ」というミュージカルが上演される。そのお手伝いに青森までやって来た。青森駅に着くと真っ青な空 清々しい空気。胸の奥まで吸い込んで、出かけるまでの疲労感はウソのように消えてしまった。松原湖のコンサートで数十年ぶりにいっしょに演奏をしたチェロの舘野さんの関係でお話しをいただいた。そして今日現地に着いてみれば、全くの初めての仕事なのになんとまあ、知り合いとその又知り合いだらけで、色々な人からご挨拶をいただいた。実は誰其れさんの知り合いですとか仕事仲間のお弟子さんだったり、昔の仕事仲間がいたりしてまるで昔からここに居るような居心地の良さ。今日は音合わせとゲネプロ、明日朝から音合わせと本番で、練習が終わったら皆でお寿司屋さんで少しお酒を飲んで解散した。私は自分でホテルの手配をしたので一人だけ会場の傍のホテル青森、他の人たちはまとめて現地の人に任せたので駅前のサンルート、車で送ってもらって一人だけ寂しく帰ったというのはウソで、猫的性格は一人が好き。ほろ酔いでニコニコ楽しくホテルで過ごしている。明日朝はタマサブロウに起こされる事なく朝寝が出来る幸せを満喫しよう。数年ぶりに青森駅に降り立ったらかなり街も変わっていて、駅傍の古びた食堂街がなくなっていた。そこにおいしいラーメン屋さんがあったのに。前にあった市場も見当たらず、最近はどこへ行ってもきれいになったのはいいけれど、どこへ行っても同じようになってしまって少し残念な気がする。前に来た時はいつ頃だったか、駅傍の市場でリンゴを大量に箱買いして自宅に送った。その2日後に家に大勢お客様がみえる予定だったので、みなさんにお土産にしようと思ったのだ。そしてお客様がみえた当日リンゴは届かなかった。到着が遅れてしまった。次の日届いた大量のリンゴをどうしよう。食べても食べても減らない。近所に配り、上の階の人に分かるように階段に置いて、お好きなだけ持って行ってくださいと貼り紙をしてもあまり減らない。最後にはスカスカになりそうなのでジャムにして、リンゴ責めにあったことを思い出す。

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