2013年9月29日日曜日

私は野生人

今日はすてきなお天気で、所用があって246号線を西に向かって走っていると、雲の間から青い山々が見えて、良い気分だった。コンサートが山場を超えて久しぶりの休日となったので、今日の用事の対象である友人Hさんと話すとりとめもないことが楽しい。Hさんは頭脳明晰、知的で博識で繊細だから大雑把な私とは全く対照的で、何事も理詰めでくる。謂わば私の陰のブレーン。私は直感型。いつも私の言う「野生の勘」がいかにあてにならないかをこんこんと諭されるのだが、今日という今日は「野生の勘」がモノを言った。246号線は休日の午前中の下り線が異常に混む。今日はどうしたわけかガラガラに空いていた。珍しいこともあるものだと思って、陸橋を越えるときもかなりのスピードを出していた。一つ超えて次の陸橋がすぐにあるのだが、そこで、これは下で警察が待っていたら格好の餌食だなあと思った。車の集団の先頭を走っていたから、真っ先に捕まってしまう。それで徐々にスピードを緩めて上り、下り始めてから下を見ると、ほらね!白っぽい塊が見える。パトカーと警官数人が待ち構えていた。警官がこちらを向いているから、もしかしたら旧悪がばれて止められるかなと思ったが、無事通過。うっふっふ。「野生の勘」の勝利じゃよ。うかつな性格なのに時々妙にこういう勘が働くことがある。かなり乱暴に運転するわりには、事故も逮捕もほとんどない。1度中央道でスピード違反で捕まった時には、助手席に娘ほどの若い女性が乗っていて、彼女とペチャクチャおしゃべりをしていたせいでパトカーに気が付かなかったことはあるけれど、そのほかでは滅多につかまっていない。いつでも何かおかしいなと気付くからなのだ。いつもHさんにこてんぱんにやられるのに、今日は一つだけやんわりお返しが出来たかな?違反話しでは自慢にもならなくてスイマセン。




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