今小さいタブレットからの入力。
思うようにキーボードが操作できない。
キーボードの幅が狭いので、しょっちゅうミスタッチで隣に行ってしまったり。
ヴァイオリンとヴィオラを弾き分けるようには上手くいきません。
スタップ細胞さわぎの結末が論文指導の笹井教授の死によって、ますます悲劇的な様相になってきた。
一人の才能ある、しかし、少し先走ってしまった研究者をサポートしたために、世界的な天才の死にいたるまでの過程は想像を絶するものがあったと思う。
マスコミにたたかれ、あらぬことをかきたてられ、たんに論文の学術的な価値云々以外のところで面白おかしく書き立てられ、家族にも関係者からもたぶん白い目で見られ続けたこの数ヶ月は、地獄だったにちがいない。
小保方さんもつぶされたし、笹井さんも自殺とはいえ、周りから殺され、それになんの意味があるのか知りたい。
おもしろ半分に書き立てた週刊誌や、取り上げた報道機関、テレビ関係者。なぜもう少し冷静になれないのか。もう一度研究し直すチャンスはこれでもうなくなってしまったようだ。
小保方さんもしばらく再起不能となると思う。
なぜそこまで叩くかというと、研究者仲間の嫉妬や女性研究者に対する差別など、表には決してでないけれど、根底にそれを感じてしまう。
情けないというより他にない。
笹井氏と小保方さんが男女関係にあると報道機関する週刊誌もあった。
同じホテルに泊まったとかなんとか。
同じ目的の研究で同じ場所に行った場合、ホテルが同じでもなんの不思議もない。
私たちはそんなことを言ったら大変なことになる。
私の男性関係は乱れきっていて、今日はあそこのホテルで誰と一緒、昨日は別の複数の男性と同じホテル...と書き立てられてしまう。
しかも、仕事の上のパートナーはよくあることで、アルゲリッチとクレメルのようにいつもデュオをしている人達は演奏旅行なら当然ホテルも食事も一緒。
だから男女関係にあるとは思わないし、もしあったとしても、それがどうした?
マスコミさん下品過ぎる。
大人のやっていることを、一々目くじらたてるのは子供っぽい。
それで天才は自殺、若い才能ある女性研究者は葬り去られてしまう。
なんだか情けない。
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