2015年6月11日木曜日

短気は損気

このところ毎日健診が続いている。
リスクが高いと言われた肺がん検査、今年手術後11年目に入る乳がんの検査。

昨日からレントゲンが続いて沢山放射線を被曝している。
その方が身体に悪いのではと思う。
医療機関のやることだから死ぬことはないと高をくくっているけれど、どこぞの群馬の、あれ、言っちゃった?病院みたいに、手術後の死亡率が異常に高いという話しを聞くと、もはやなにをよりどころにしていいか分からない。
とにかく現在病気ではないのだから、検査でのリスクの方が大きいと思うけれど、絶対になりたくない病気が肺がん。
最後はゆっくりと水に溺れるように死ぬと聞いて、さすがの私もこれだけは嫌だと思う。

そのリスクが高いとなれば、小まめに検査をして初期の段階で食い止めないといけない。
呼吸器系が極端に弱いので、肺炎、肺結核も怖い。
と言うワケで、先日の風邪の後遺症の咳から色々な病気を疑っている。

薬のせいか身体がだるい。
その上最近短気に益々拍車がかかって、怒りっぽくなってきた。
昔から瞬間湯沸かし器の気があるのに、最近はちょっと自分の気に障ると、アッと言う間に口から文句が出る。
いえ、私が悪いのじゃあございません、この口がね、独りでに動くんですよ。

病院の受付け。
カードを入れて予約票を取り出すと、受付けに行ってファイルを受け取る仕組みになっている。
ところが今日は「もう受付は終っていますからこのまま**番の受付けに行って下さい」と言う。
二つ予約があるからどちらから受けるのが良いのか訊くと「予約票の上から順にが普通でしょう」と偉そうに言われたから、まず上の項目の方を受けることにした。
そちらの受付けに行くと「これはまだ受付が終っていないから、もう一度受付をやり直して下さい」と言われた。
もうその辺から私のやかんがボコボコ音を立て始めた。
あちらでは受付はもう終っていると言われましたよと、口が尖る。

初めの受付のミスで、やはり受付は終っていなかった。
先程の受付け嬢?が飛んできてファイルを渡しながら、さっきとは違うことを言う。
上の項目を後にして下さい。
上はX線撮影、いわゆるマンモグラフィー、下は乳腺外来の診察。
マンモは時間が決っていないから、そちらを先に受けて予約時間の決っている診察を後にすれば効率的と思って少し早めに来たのに、結局予約時間まで待つ羽目になったので、大いに文句を言った。
なぜ、そんな非効率的なことをしなければならないのか、納得がいかない。
なぜ前後してはいけないのかと詰め寄ると「私は看護師ではないので」と逃げられた。
さっきは上の方を先にするのが当然でしょう、みたいに言ったくせに。
もめたお陰で時間をロスしたのが腹が立つ。

とまあ、こんなことで目くじらを立てるのは、怒りっぽくなってきたからだと、少し気を静める。
でも本当の原因は、ちょうど時間帯が昼食の頃。
お腹が空いていたからだった。

受付けさんをいじめた罰は、マンモグラフィーでたっぷり受けた。
勢いの良いレントゲン技師にものすごい力で引き延ばされ、ぺっちゃんこにされた可哀相な私の胸は、終ってからもしばらく痛かった。



















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