2015年11月28日土曜日

消えたノラ達

今朝少し寝坊して、起床が8時近くになってしまった。
ノラ達がお腹を空かせて、さぞ怒っていることと慌てて飛び起きた。
いつもの通り3個の餌箱を抱えて駐車場に行くと、誰もいない。
最近、あれほどいつもお腹を空かせているノラさんたちが、餌を食べ残すようになった。
空腹では可哀相だからと、うちの猫よりもどっさりと大盛りにしているので、食べきれないのは歳をとったせいかなと思っていたけれど、どうやら、どこか他の飼い主を見つけたものとみえる。
それはそれで、私の負担が少なくなるから助かるけれど、その人が気まぐれでやっているのなら困る。
ノラといえども一生面倒を見る覚悟がないと、はじめからやってはいけない。

特に土日にはボス猫シロリンは現れないことが多い。
餌をやっているのは会社にお務めで、土日が休みの人と推測している。
もしかしたら本来のシロリンの飼い主さんかも。

その辺の事情はいくら私が猫語に精通していても、聞き出すことは不可能だから、明日も一応の用意はしておく。

近所の駐車場の片隅で、毎日ノラ猫を可愛がっているご婦人がいる。
冷たいコンクリートの床にノラ猫と一緒に座って、餌をやったり撫でさすったりしている。
ノラもその人だけには良く懐いている。
しかし、最近のこの寒さ。
そのおばあさんは腰も曲がり、足もよくないというのに冷たい所では、身体に悪い。

最近ノラと一緒にとぼとぼ歩いているのに出くわした。
この子の面倒が見られなくなったら、私が引き取るからと申し出たけれど、ノラ猫を捕まえられるかどうか。
娘さんの家に厄介になっているので、猫に餌をやっていることを娘に知られたらお小遣いがもらえなくなると、心配している。

暖かいうちは良いけれど、この先冬になったらどうするのだろうか。
早く手を打たないと、ノラもおばあさんも可哀相なことになる。
私も毎日その場所に行くわけではなく、仕事が忙しくなれば他人のことは構っていられない。
とにかく私はそのノラの飼い主になる覚悟はしているから、ヒマな日にもう一度話してみようと思っている。

4匹のうち3匹が死んで、たった1人残された今のうちの猫。
今まで愛情の谷間にいてあまり構ってもらえなかったのが、今や飼い主を独専できて我が世の春。
すっかり甘えん坊になっている。
そこへ又、気の強いノラ猫が来たら可哀相とも思うし、そのノラは何年もノラをやってきた子なら、この先も上手く生きていけるかとも思うし、なかなか複雑な思いでいる。

さて、うちのノラ達は明日は現れるだろうか。
まさか猫獲りに掴まったなんて事は・・・
心配の種は尽きない。
























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