2020年7月4日土曜日

鳥になりたい



コロナが始まってからのnekotamaは、投稿内容がとげとげしくなっている。
自分で読み返すと笑える。
またイライラしてえ、いい加減にしなさいよ、と。

コロナで運命が変わった人は沢山いると思う。
けれど、津波や大地震なんかの自然災害よりは、まだ救いようがある。
まずは予防ができる。
治療が受けられる。
それでも亡くなった方には申し訳ないけれど、根こそぎ持っていかれてしまった大津波に比べれば、まだ多少逃げ場はある。
ただしそう言えるのは今のうち。
世界的な大流行だから、経済的な理由で外国からの旅行客を受け入れるようになったら、考えるのも恐ろしいことが起きるのではないだろうか。

今度我が家の上の階に大阪から引っ越してくる人がいる。
大阪ではコロナが上手く制圧できたようだから、わざわざ危険地帯に引っ越すわけで気の毒に思えるけれど、仕事の都合だからしかたがない。
3階のほかの部屋の人は在宅勤務がずっと続くらしい。
なんでも9月までということで、毎日家にいる。
近所で子供が騒ぎ、大きな声で話す人、どなる声が聞こえる中での在宅勤務はやりにくそう。
会社のように構造のしっかりした建物ではないから、外の騒音は丸聞こえ。
在宅女史が時々苛ついて窓をバタンと閉める音がする。

我が家はこれで何度目かのリフォームに入る。
築25年を過ぎるとあちこち傷みが目に付く。
まず下の方から塗装が始まって駐車場がきれいになった。
そこから外壁と屋上の塗装。
これは足場を組んでの大仕事だったので、時間もお金もかかった。
空き部屋のリフォームは畳の部屋をフローリングに、押入れをクローゼットにと、今風に。

最後に残ったのは、階段室の壁と階段などの塗装。
これが済めば、ひとまず新築に近い外見になる。
3.11の地震の時に、3階の壁の一部にヒビが入ったけれど、構造上の問題はないということで放置してあったのを直すことにした。
私は2階に住んでいるけれど、この建物はよく揺れる。
すると3階の人からも時々揺れるけれど大丈夫ですかと訊かれた。
業者に訊くと、この建物は揺れることで大きなダメージを受けない構造なのだそうで、それを聞いて少し安心した。
基礎工事をしていた時に建築現場で見た限りでは、深く掘り下げて頑丈な鉄骨が組まれていた。
当時現場を見に来た保険会社の人が「これは100年保ちます」と太鼓判を押していった。
ただし、この土地はもともと田んぼだったから、地盤としては多少脆弱かもしれない。

気持ちよく住みたいのでリフォームに力を入れてきたけれど、最終リフォームが終われば、次は終の棲家探し。
周りに迷惑かけずに老いていきたいので。
本当は最後まで自宅にいたい。
這ってでも階段が上がれれば大丈夫。
周りがぜんぶ老人で、へんなお遊戯とか体操させられるのはかなわない。
介護士から子供みたいに話しかけられたら腹が立つ。
ほんの少しだけ家事をやってくれる人がいれば、家から直接火葬場に行きたい。
しかも自分で運転して・・・ハハハ、それは無理か。

私は暑いの苦手だから、火葬でなく鳥葬がいいけれど。
チベットの山の上で、鳥になって飛んでいくのが夢なのだ。
素晴らしいことに今まで夢はほとんど叶ったから、鳥になれるかも。

ハシビロコウ イラスト に対する画像結果でも鷲のような素敵な鳥でなく、ハシビロコウになりそうな気がしないでもない。
今まで一度も格好良かったことがないので
せめて最後は格好良くと思ったけれど、やはり無理なんでしょうかね。
生れたのは当てずっぽうだったっけれど、最後は自分で決めたい。
ハシビロコウでもいいかな。
いいよね?
ハシビロコウ イラスト に対する画像結果



















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