2020年7月16日木曜日

今日もまた

コンサートのキャンセルが続く。
11月に予定されていたコンサートは、数日中に我が家で練習する予定だったけれど、人数が8人、うちの狭い練習場で万一の感染があったらいけないと思い、私の家での練習の中止、私は万一のことを考えてメンバーから外してもらいたいと申し入れたら結局それ自体が中止になった。

本当に申し訳ないとおもったけれど、我が身と友人たちの健康を守るためのやむを得ずの決断だった。
他に代わってくれる人を探すし、楽譜の提供など最大の協力はするといったのだが、主催者もそれまで決行するかどうか迷っていったらしく、あっさりと中止になった。
11月だからまだ時間的な余裕はあるけれど、この様子ではコロナが収まるのはずっと先になりそうなので。
それなのに経済活動を優先するために政治家のおじさんたちは早く遊びに行けという。
遊びたいのは山々だけど、考えればわかるでしょう。
私は命が惜しい。

コロナで家にいる間退屈したかというと、そんなことはなかった。
いつも大勢で騒いでいるけれど、本当は1人でいるのも好きなのだ。
ハリー・ポッターの第6巻はおかげで完読。
ついに最終巻に突入できることになった。
いい加減に生きているけれど、始めたことは最後までやらないと気がすまないところもある。
おかげで別に好きでもない英語を読み続けなければならなくなったけれど。
素晴らしい本なので皆さんにもぜひ原書で読んでみてほしい。
これを読み終えたら日本語を勉強しようと思っている。
英語を読んだおかげで日本語はもっと好きになった。

コロナ失業中だから少しお金を稼ごうかと宝くじを買った。
でも私は超絶くじ運が弱い。
だから無駄使いとわかっているのに、買う気になったのは美容院で友人にあったから。
彼女とはいつも同じ日の同じ時間に予約を入れて、終わると食事を一緒にすることになっている。
友人が美容院に来る前に宝くじを買ったというから、私も真似をした。

宝くじを買うのは2度め。
初めては、仕事で高松に行ったとき。
1人で街をぶらついていて交差点を渡ろうと思ったら信号が赤になった。
立ち止まってふと後ろを振り返ると、宝くじ売り場。
これは天の啓示だと思った。
これはきっと当たる!
初めてなので買い方がわからない。
連番とバラがあると聞いて連番を10枚買ったらあたった、300円。

私はどんなくじでも当たりを引いたことがないから、ま、こんなものさと思った。
それきり買わなかったけれど、友人が売り場に連れて行ってくれて、サマージャンボをくださいと言いなさいと教えられて今回は20枚購入。
もしこれが当たったらまず猫においしいキャッツフード、自分には・・・欲しい物がない!
旅行に行くのも怖い、海外は勿論国内もだめ。
友達集めて大宴会もとんでもない。
お金が入っても使いようがないし、マスクを大量に買うのも色気ないし、つまらない。
私の運では今回買ったくじもたぶん600円にしかならない。
ひどい無駄使いだけれど、すごくワクワクする。
こういうのはたまに味わうと生活のスパイスになる。
お金はすごく大切というのはよくわかっている。
それでも無駄使いをよくする。
それは全部無駄ではなく、使った時の楽しい気分が味わえるから。

お金を使わないで溜め込んでしまうと、お金が我が家に来てくれようという気にならないらしい。
私の場合、うっかり貯金しようなんて思って使わなくなると、ぱったりと収入が途絶える。
これが不思議でならない。
諦めて使うと仕事が来る。
1億円を畳の下に敷いて亡くなったおばあさんがいた。
安アパートで一人暮らし。
いったい彼女はなにがたのしかったのだろう?
お金を使わないで貯めるのが?
貯められない者が言うのもなんだけど、お金は使うためにあるのにと負け惜しみ。

宝くじで1億円当たったら、畳の下に敷いて寝てみようかしら。
でもうちには畳の部屋がない。
それで畳の部屋を作って待っていたら600円なんて。




















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