今朝北軽井沢に出発するつもりで用意万端整えて、食料をクーラーボックスに収めてあとは猫をケージに入れるばかりになっていた。
さて、お天気はどうかな?
天気予報を見たら今日から数日間不安定な大気が続くそうなのだ。
特に雷雨の予報はダメージが大きかった。
さっき知ったばかりだけれど、この時期の雷は3日続くという。
雷三日という言葉があるそうだ。
北軽井沢の森に中の一軒家、大木が庭のど真ん中にある。
雷が鳴るとその木に落雷するのではないかと心配になる。
出かける方向が雨雲と一緒。
昨日は埼玉で竜巻発生。
週末まで天候は回復しない。
ただでさえ猫を連れての旅行は気を遣う。
その猫さまが数日食欲不振。
こうなると年寄り猫は一気に弱ってくる。
先週のうちに病院へ連れて行くつもりだったけれど、まあ、回復するだろうと思っていたら今朝も食べない。
そもそも先週は時間があいて23日過ぎに出かける予定だったところへ、大阪から来る生徒の為に出発を遅らせたのだ。
連休で道も混むと思うし、生徒は大阪にいてなかなか来られないから待っていてあげよう。
それがコロナのおかげでキャンセル。
憎っくきコロナめ。
今朝動物病院へ行けば明日は出発できる、一日遅らせよう。
そして天気予報はずーっと雨。
梅雨明けのこの時期は大雨が降ると大変なことになることが多い。
北軽井沢は山の上。
天候は変わりやすく気温が高いときは霧が発生。
だんだんやる気がなくなってきた。
なにも今週行かなくても・・・
これもコロナで行動力が萎えてきたことから始まる。
明日出るつもりだったのに、車から食料品をおろし、猫のケージをしまい、ぼんやりとテレビを眺める。
私はこのまま家に埋もれてしまうのかしら。
埋もれるなら山の中がいいけれど、激しい天候の中での車の運転は少々しんどい。
いいお天気で万全の体制でいけるならなんの心配もないけれど、やはり自分が高齢だと思うと自信はない。
良いお天気のときに道路が空いた時間に、無理せず行かないと高速道路逆走してニュースになりかねない。
今のところ、時々車のボディーに引っかき傷を作るものの、事故につながるような重大な事態は引き起こしていない。
免許書き換えの高齢者講習でもほぼ満点。
それでも事故は起こるものという前提で運転をしている。
自分は大丈夫などと思ったら、どんな運転をするかわからない。
若い頃の無鉄砲は影を潜め、悪天候なら運転を避けるくらい慎重になっている。
これは年寄りのつとめ。
森の中で雨に烟る木々を見るのはとても素敵だけれど、梅雨明けを待とう。
なにか事が起きたときに自分一人ならなんとかなる。
ヴァイオリンと猫がいたら、どちらか一つだけ抱えて歩いたりはできない。
両方とも私の大事なものだから。
私は案外と臆病でしょう?
そうなんです、根本は臆病。
ただ覚悟が決まると大胆になる。
いつもステージに立つ前は非常に神経質になる。
何回練習してもうまくいくはずがないと思って眠れなくなることも。
前日までは心臓がドキドキするけれど、当日ステージに立ってお客さんを見ると嬉しくてたまらない。
話しかけるように演奏するのを心がけている。
心がけて「いる」と言うか、心がけて「いた」というか、私にまだ演奏する機会は残っているのだろうか。
今年、ことごとくキャンセルになってしまった演奏会。
このあとこの年令では再起できないかもしれない。
このままフェードアウトするかもしれない。
実際練習量が激減している。
このままではたぶん・・・
同年齢の人は殆ど活動をやめているけれど、私は出発点が遅かったからもう少し弾いていたいと思っていたのが、コロナで自然消滅するのかもしれない。
幸い私は好奇心だけは衰えていない。
なにをしても面白いと思う気分は残っている。
どのようにこれから自分が変化するのか楽しみではあるけれど。
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