2012年7月27日金曜日

松原湖アンサンブル

8月12日の長野県小海町のヤルヴィホールでのコンサート。徐々にメンバーが顔合わせを始めた。初めて会う人が多くて、いったいどんな演奏家が来て、どんな演奏になるのか、とても楽しみにしていた。メールのやり取りから始まって、曲目がやっと決まって、本当は練習は松原湖に集合してからのはずだったけれど、やはりできるだけ早くボウイングの打ち合わせなどがしたいので、それぞれが自分の楽譜を持ち寄って、集まれるひとだけ集まることになった。主催者の康子さんとそのご主人はアメリカ在住なので、まだ日本にはいない。チェロの高橋さんと連絡を取ったら、なんと!彼は私の住居の目と鼻の先に住んでいることがわかった。ヴィオラのFUMIKOさんは最近引っ越しをして、これもまた今までより私のうちに近いところに居を構えた。ピアノの治子さんは暑い中フウフウ言いながら遠くの練馬からやってきて、コントラバス抜きの鱒の音合わせが始まった。コントラバスは靖子さんのご主人の秀文さん。まだアメリカにいるから5重奏をやむをえず4重奏で、ただ、楽譜の練習番号合わせとかボウイング合わせとか大体やっておけば、現地に行った時に楽が出来る。弦楽器は弾くこと以前にアーティキュレーションを打ち合わせておかないと、練習が煩雑になる。チェロの高橋さんは早々と時間前に到着して、のんびりカレーを食べていた私たちと合流。私たちが我が家で練習するときはカレーやさんに集合してカレーを食べ、気合を入れるのが習慣になっている。高橋さんを除いた私たち3人はしょっちゅう合わせているから気心がしれているけれど、全く初めての高橋さんも今日初めて会ったとは思えないほど合わせやすく、昔からよく一緒に演奏していたかのようで、本当に安心した。人間だれにでも相性の良い悪いがあって、時々手ごわい相手もいるから、そんな人に中ると非常に弾きにくい。今回は伸び伸びとアンサンブルが出来る人に出会えてよかった。お父様もオーケストラプレーヤーだったそうだから、栴檀は双葉より芳しかったと思える。これで後の人たちと会うのが益々楽しみになってきた。現地で初顔合わせをする二人のヴァイオリニストも大変優秀な方たちだから、きっとワクワクするような体験ができるにちがいない。

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